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東京薬科大と都立南平高が連携協定、薬学・生命科学分野を強化

 東京薬科大学と東京都立南平高等学校は2023年2月17日、高大連携協定の締結を発表した。薬学・生命科学分野の理解を深め、進路を広げる教育連携を目指すとしている。

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東京薬科大と都立南平高、高大連携協定を締結
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 東京薬科大学と東京都立南平高等学校は2023年2月17日、高大連携協定の締結を発表した。薬学・生命科学分野の理解を深め、進路を広げる教育連携を目指すとしている。

 今回の連携協定は、2021年度の新学習指導要領の実施により探究的な学びに力を入れている南平高に対し、東京薬科大学が薬学・生命科学分野から積極的な支援を行い、教育活動の実施を通して将来の選択肢を広げるための協力体制の構築が目的。大学・高等学校双方への講師派遣や、課外授業・FD活動等における交流活動、大学で実施される講義・実習や各種講座への高校生の参加や、大学の教育実習等を実施する。

 具体的な連携活動として、教員による学校訪問(出前授業)プログラムや、実習体験プログラム等を予定している。南平高は自然科学部に所属する生徒が多く、薬学部志望者もいることから、教科書に掲載されている化学・生物の実験から薬剤師の具体的な職務内容といった進路選択に関する分野まで、連携事業を通して生徒ひとりひとりの理解を深め、夢の実現に貢献していく。

 東京都立南平高等学校の松永今日子校長は、今回の提携について「東京薬科大学ならではの模擬授業や高度な研究機材・施設を使用する実習体験プログラム等を通して、生徒がより一層学びを深めるとともに、多くの生徒の進路の可能性を広げていけるものだと確信しております」とコメントした。

《木村 薫》

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