研究・論文出版支援のソリューションを提供する研究支援エナゴは2022年10月24日、研究論文の意図せぬ盗用や剽窃を検知する自動AIチェックツールの提供を開始した。ベーシックパッケージ1,800円より。
学術研究論文における誠実性は重要であり、不正を疑われる行為は避ける必要がある。不正の1つとして盗用・剽窃があげられるが、意図しない盗用も起こりうる可能性があるため、学術論文の剽窃・盗用等を事前に確認することが必要不可欠である。
今回新たに提供する「盗用・剽窃チェック&AI英文校正サービス」は、論文を執筆する学生や研究者に向けて、手軽に短時間・低価格で盗用・剽窃の疑いがないかのチェックを行うことができる剽窃チェックツール。Turnitin社との提携サービスにより、最新のアルコリズムを用いて910億以上のWebページ等との比較により、意図せぬ盗用を検出することができる。
また、AI英文校正ツールTrinkaを用いたAI英文校正サービスも付随しており、英語の文章の複雑な文法ミスや、学術的に正しいスペルやフォーマルな文体であるか等もチェック。さらに、文章の質を向上させるための提案も行う。
利用料金は、盗用・剽窃チェックにAI英文校正が付随した「ベーシックパッケージ」が1,800円~。ベーシックパッケージの910億以上のWebページに加え、1,700以上の出版社で出版された8,200万以上の学術論文との比較による検出ができる追加オプションがついた「学術論文チェックモード」は2,850円~。料金は8,000単語までは通常料金となっているが、1,000語追加ごとに追加料金が発生する。研究機関や企業契約での割引もあり、詳細はWebサイトで確認できる。