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お茶の水ゼミナールとアップ合併「お茶ゼミ√+」始動

 ベネッセホールディングスは2022年8月19日、お茶の水ゼミナールとアップが合併することを公表した。お茶の水ゼミナールは10月1日付でアップを存続会社として合併し、新ブランド「お茶ゼミ√+」がスタートする。

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 ベネッセホールディングスは2022年8月19日、お茶の水ゼミナールとアップが合併することを公表した。お茶の水ゼミナールは10月1日付でアップを存続会社として合併し、新ブランド「お茶ゼミ√+」がスタートする。

 今回の合併は、現役重視かつ「理高文低」等と称される志望傾向の高まりといった、大学受験動向に対応する、新たな指導内容を提供する体制作りが目的。お茶の水ゼミナールが1979年の設立以来培ってきた「少人数」「首都圏難関私立大に実績」「海外大進学支援」という従来の強みを生かしつつ、関西を拠点としたアップの大学進学予備校「研伸館」の持つ難関国立・理系大受験指導のノウハウを導入。理数系の講座数の増強や、アップからの担当講師の異動等の変革を行い、今後の大学受験動向を見据えた指導体制を強化していく。

 これに伴い、お茶の水ゼミナールが運営する現役生向け大学受験予備校も、ブランド名称を「お茶ゼミ√+」(お茶ゼミルータス)とリニューアル。ひとりひとりの挑戦をどんな局面でもサポートする+(プラス)の存在でありたいという願いが込められている。

 10月から上記ブランドリニューアルに基づく新講座の提供を段階的に開始し、次年度以降は全学年において新カリキュラムに基づく講座体制に全面移行する。対象は東大・京大・医学部をはじめとした難関大を目指す高校生、中高一貫生。校舎数は東京本校(水道橋)、渋谷校、池袋校、吉祥寺校の4校舎。全校舎で難関大志望者専門の個別指導を対応し、自習室も完備している。

 特長として、超難関国立大学、理系大学、難関私立大学に実績あるカリキュラム・教材を活用。少人数制(1クラス15人程度)のゼミナール方式や、テストの活用と講師の個別フォローで学力定着をきめ細かくサポートする。なお、現在の在籍者に対しては、志望に合わせて選択している従来の講座をそのまま継続できる。

 新学期直前の8月29日~9月10日に、新生「お茶ゼミ√+」スタートを記念した「√+特別平常授業」を、4校舎すべてで開催。現受講生に加えて、受講していない人も参加可能。参加は無料。申込みはWebサイトから行う。


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《田中志実》

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