LoiLoは、2022年8月18日・19日に開催した「共有ノート」の活用法について学ぶオンラインイベントで実施したすべての授業動画を無料で公開した。夏休み明けの授業で使える活用アイデアが盛り込まれている。
LoiLoの「ロイロノート・スクール」は、教育1人1台時代、生徒の主体性を育み、双方向授業を作り出す授業支援クラウド。小学校から大学の授業で使用でき、資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が直感的にできるため、子供たちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減につながるという。「共有ノート」は、複数の児童生徒が1つの画面を共同編集することができる新機能。1つのノートに複数人がアイデアを書き込むことで、協働学習がより活発になることが期待できる。
LoiLoは「共有ノート大研修会」を8月18日・19日にオンライン開催し、約3,000人の先生が参加し、53人のロイロ認定ティーチャーによる実践紹介、模擬授業を実施した。イベントで実施したすべての授業動画をWebページにて公開し、小学校から高校まで、さまざまな教科での共有ノート活用法を紹介している。
各教科のプログラム内容(一例)として、算数/数学「『動くぞ!増えるぞ!並べるぞ!』場合の数のワーク体験」、理科「共有ノートでオリジナル図鑑を作ろう!」、国語「古文・漢文リアルタイム思考共有」、英語「私たちの学校を紹介しよう」、情報「チームで学校PRショートドラマを作成しよう!」等。
授業動画は無料で、まとめページで見ることができる。LoiLoは、無料で参加できるオンライン研修を定期開催している。初めてロイロノート・スクールを使う人を対象とした研修や、シンキングツールの活用研修、新機能「共有ノート」の活用法について学べる研修会等、多様な研修を用意しているという。
また、ロイロ認定ティーチャー審査を9月30日まで受付中。認定ティーチャーに認定されることで、全国の認定ティーチャーの先生と、専用セミナーや専用コミュニティを通じて協働的に学ぶことができる。詳細はWebサイトで確認できる。