ウィズダムアカデミーは、「学べるアフタースクール」をテーマにした民間学童保育・幼児保育事業を提供している。学校や学外での習い事や自宅への送迎から、おやつ・食事の提供に加え、質の高い習い事等のサービスを提供。東京・神奈川・名古屋・大阪の主要駅至近を中心に、全国35校のアフタースクール、アフター幼稚園・保育園を展開。また英語学童・インターナショナルプリスクールの開発にも積極的に取り組んでおり、都内を中心に6校の英語学童・インターナショナルプリスクールの運営も行っている。
2010年にウィズダムアカデミーが設立された当時約80万人だった学童保育利用者は、2022年には約140万人と1.75倍にも達しており、共働き世帯の増加により今後も利用者の拡大が見込まれる。保育園については、政府の施策により待機児童問題が解消に向かっているが、卒園後に児童の放課後の受け皿となる学童保育については、いまだに需要が充足されていないのが現状だ。
そこで今回、ウィズダムアカデミーは第三者割当増資により新たに資金を調達。学童保育のさらなる推進を目的とし、システム投資・人材拡充・企業体制の強化等に充当する。
出資企業となったのはリコーリースとSEKAISHA、CPAエクセレントパートナーズの3社。各企業とは資金だけでなく、SEKAISHAが運営するインターナショナルスクールにウィズダムアカデミーの放課後お預かりアフタースクールを提供する等の事業連携も行われる。
今回の資金・事業連携により、ウィズダムアカデミーは今後、「自分で情報を収集する」「自分で考える」「自分で決める」の3つを主体とした、生涯役立つ「自発する力」の芽を、子供たちの中で育むことができる民間学童保育を追求していくとしている。