SMBCコンシューマーファイナンスは、高校家庭科の授業で活用できる金融経済教育の動画教材を制作し、2022年7月22日にWebサイト公開を発表した。 高等学校では、学習指導要領の改訂により、2022年度から家庭科で「消費生活」や「生活設計」に関わる授業が本格的にスタートする等、金融経済教育が拡充された。また、2022年4月の成年年齢の引下げにともない、若年層の金融トラブル増加が懸念されており、お金に関する知識や判断力等の金融リテラシーを早期に学ぶことが求められている。 このように、学校における金融経済教育の重要性がますます高まる一方、教育現場では「限られた年間授業数の中で、すべてを伝え理解してもらうには、時間が足りない」「子供たちが学ぶべき要点・ポイントを効率よく伝える方法に苦慮している」等の声があがっている。 そこで、SMBCコンシューマーファイナンスは、課題解決の一助として、無償提供している「見て学ぶ動画教材」の中から、高等学校「家庭科」の教科書に沿った内容として、新たに動画パッケージを制作し、Webサイト上で公開。手続き不要で視聴することができる。なお、この「見て学ぶ動画教材」は、消費者教育支援センターの「消費者教育教材資料表彰2022」で優秀賞を受賞し、教育現場で役立つ優秀な教材として表彰されているもの。 動画教材は、「消費者トラブル」「『契約』の重要性」「多様化する支払方法」「家計をマネジメントする」の4種類のテーマにわけられ、テーマごとに数分間の動画を4本ずつ提供。いずれのテーマも20分前後で視聴できる。