GIGAスクール構想により、教育ICT環境の整備が加速している。私学を中心とした高校や中学校では、AIによる英語パフォーマンステストを導入する学校が出てきたが、小学校向けについては、実践している自治体や学校、対応しているシステムが極めて少ないのが現状だ。
そこでエー・トゥー・ゼットは、アイードと共同開発を開始。これまで甲信越エリアの学校へALT派遣を行う中で蓄積してきた小学生の英語教育におけるノウハウと、英語スピーキング評価AIとして教育現場で広く導入されているCHIVOXを連動させることで、小学生向けの英語スピーキング評価AI「英語パフォーマンステスト」が誕生した。
「英語パフォーマンステスト」の対象となるのは、英語教育における4技能5領域のうち、「話す」技能の「やり取り」と「発表」の2領域。
システムを導入することで、採点や評価における時間が削減し、効率化を図ることにより、教師の負担を減らすことができる。また、学習効果が可視化され、授業改善のポイントが明確化されることで「評価と指導の一体化」も期待できる。
エー・トゥー・ゼットでは、今後も検証を重ねながら、多くの自治体での導入と活用に向けた取組みを進めていくとしている。
