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愛知県「サイエンス実践塾出前授業」中学校募集

 愛知県は2022年9月~2023年2月まで、県内の中学校を対象に「見て、体験して、考える」をテーマとした「サイエンス実践塾出前授業」を実施する。募集コースは、プローブ顕微鏡・電子顕微鏡・プログラミングの3コースで、計8校程度を募る。参加無料。

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 愛知県は2022年9月~2023年2月まで、県内の中学校を対象に「見て、体験して、考える」をテーマとした「サイエンス実践塾出前授業」を実施する。募集コースは、プローブ顕微鏡・電子顕微鏡・プログラミングの3コースで、計8校程度を募る。参加無料。

 サイエンス実践塾は、島津製作所・日立ハイテク・ソフトバンク等の企業協力のもと、電子顕微鏡・プローブ顕微鏡・ロボットといった最先端の計測機器を中学校に持ち込み、理科の楽しさを実感してもらうための出前授業。モノづくり日本一の愛知県において、理科に興味をもつ子供たちを増やし、将来、モノづくりや科学技術を支える人材につなげていくことを目指し、2018年より毎年実施している。2021年度は、南山学園 聖霊中学・高等学校、東栄町立東栄中学校等4校で開催し、生徒357名が受講したという。

 2022年度の募集コースは、プローブ顕微鏡(ライブ配信型オンライン授業)、電子顕微鏡、プログラミングの3コース。プローブ顕微鏡コースでは、光学顕微鏡の数千倍もの倍率で小さな世界のデコボコを調べることができるプローブ顕微鏡を使ってモノの表面を調べ、見たことのない世界を体験する。

 電子顕微鏡コースでは、学校にある光学顕微鏡の何百倍もの倍率で小さな世界を観察することができる電子顕微鏡を使用して、よく知っている物でも、見方を変えることで新たに見える世界を体験する。プログラミングコースでは、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」をプログラミングで実際に動かしてみることで、今注目のデジタルテクノロジーの入り口を体感する。

 申込締切は8月2日(必着)。申込みは、愛知県Webサイトに掲載の募集チラシをダウンロードし、参加申込書に必要事項を記入のうえ、郵送またはメール・FAXで送付する。その他、愛知県Webサイトの「あいち電子申請・届出システム」からの申請も可能。なお、応募多数の場合は抽選で決定し、選定結果はすべての応募に対し、8月12日までにメールで通知する。

◆愛知県「サイエンス実践塾出前授業」
開催期間:2022年9月~2023年2月
開催日:開催が決定した中学校と個別調整して決定する
対象:愛知県内の中学校
実施人数:原則1校につき、40名程度×3コマ分まで
コース別募集数:
・プローブ顕微鏡コース(ライブ配信型オンライン授業)3校
・電子顕微鏡コース2校
・プログラミングコース3校
締切:2022年8月2日(火)必着
参加費:無料
申込方法:参加申込書に必要事項を記入して郵送・メール・FAXで送付、または「あいち電子申請・届出システム」から申請
※出前授業中は、教職員の立会いが必要
※プログラミングコースは1人1台PCが必要

《川端珠紀》

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