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大学入試過去問Webサービス「入試正解デジタル」科目追加…旺文社

 旺文社は2022年4月14日、過去問Webサービス「入試正解デジタル」において、英語等の5科目を追加してアップデートした。「過去問検索」機能では、「試験単位でまとめて」「大問ごとに分けて」より、閲覧・印刷が選べるようになった。

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入試正解デジタル
  • 入試正解デジタル
  • 従来の科目に、英語・国語・日本史・世界史・生物を追加
  • 詳細な解答・解説付き
 旺文社は2022年4月14日、大学入試過去問Webサービス「入試正解デジタル」において、英語等の5科目を追加してアップデートした。「過去問検索」機能では、「試験単位でまとめて」「大問ごとに分けて」より、閲覧・印刷が選べるようになった。

 「入試正解デジタル」は、旺文社が刊行する書籍「全国大学入試問題正解」に掲載された大学入試問題をスムーズに検索・閲覧できる学校向けの定額制Webサービス。2021年11月に数学・物理・化学を先行で発売して以降、多くの高等学校から、他の科目について内容や発売開始時期等の問い合わせがあった。今回新たに、英語・国語・日本史・世界史・生物が追加となり、高等学校で利用できる対象科目が増えた。

 サービスの特徴である「過去問検索」は、難易度、年度、大学種別、エリア、大学名、学部系統等さまざまな検索軸で過去問を探すことができる機能。検索結果に表示された問題を閲覧・印刷する際、これまでは、その問題が出題された試験全体の閲覧・印刷が必要だったが、今回のアップデートで、「試験単位でまとめて」「大問ごとに分けて」より、閲覧・印刷が選べるようになった。志望校対策には「試験単位」、各生徒への苦手分野の集中対策には「大問ごとに分けて」等、授業の目的にあわせて活用できる。

 また、すべての科目に2021年度入試の過去問を追加。今後、新年度の入試問題が追加で搭載される場合も料金据え置きで利用できる。「入試正解デジタル」は、通常価格1科目あたり8万8,000円(年/税込)。1年間使い放題の定額制は10人まで利用可能。現在、リリース記念特別価格を実施中。2022年9月30日までに新規で契約した高等学校には、「入試正解デジタル」を特別価格1科目あたり4万4,000円(年)で提供する。

 「入試正解デジタル」は、2022年度中にはテキストダウンロード等のプリント作成サポート機能も追加を予定。将来的には、生徒の学習サポート機能も追加し、先生と生徒の過去問対策を旺文社が全面的にサポートできるよう、サービスの拡大を検討している。

◆入試正解デジタル
概要:旺文社刊行「全国大学入試問題正解」の大学入試過去問を検索できるWebアプリケーション
おもなコンテンツ:基本検索、お気に入り問題管理、おすすめ問題セット
推奨動作環境: PCのみ対応。ブラウザはGoogle Chrome最新版、Microsoft Edge 最新版
問題・解答掲載年度:数学・物理・化学は2015~2021年度、生物は2018~2021年度、英語・国語・日本史・世界史は2019~2021年度
通常価格: 1科目あたり8万8,000円/年(税込)
《田中志実》

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