キッズ・プログラミング教室KIDSPROは2022年4月7日、幼稚園・保育園・学習塾向けに、プログラミング言語ScratchJrを用いた教材「eJrプログラミング」の販売を開始した。レトロゲームやデジタル絵本等を作り、プログラミングの基礎や表現する方法を楽しく学ぶことができる。 プログラミング教室KIDSPROは、2017年に日暮里で開校、2019年には、あすなろ幼稚園校を開校しており、多くの生徒がプログラミングコンテストでグランプリや最優秀賞等を受賞している。プログラミング教室KIDSPRO代表の岡田哲郎氏自身も、「小学校プログラミング教育(学習要領)が学べるeラーニング」を開発し、2020年度日本e-Learning大賞でGIGAスクール特別部門賞を受賞した経歴がある。また、「スクラッチ3.0でゲームを作ろう小学1年生からのプログラミング教室」「小学6年生までのプログラミング授業が1冊でしっかりわかる本」の著書も手がけている。 「eJrプログラミング」では、世界で8千万人以上のユーザがいるScratch(スクラッチ)の幼児向けプログラミング言語ScratchJr(スクラッチジュニア)を使用する。ScratchJrは、タフツ大学のDevTech Research GroupとScratch Foundationが、子供たちの認識力、感情、社会性の成長にあうよう共同開発したプログラミング言語。 今回販売を開始した「eJrプログラミング」は、全36レッスン(合計1,200分)と15のテスト問題と解説(120問)、36の教師用ガイドにより、先生の負担を大幅に軽減することができる。レッスン動画は、KIDSPROあすなろ幼稚園校でのノウハウを活用する等、幼児でも集中して学べる仕組みを取り入れた。動画視聴の際は、TVモニターやプロジェクター等へ投影することをお勧めしている。また、レッスン中は、宇宙、旅行、ダンス、乗り物、昔話、アニメーション、ゲーム等の子供たちが興味を持つ題材で、飽きずに集中して学べる仕組みとなっている。 初級、中級、上級のレッスン1から7ではイベント、制御(繰り返し)、条件分岐、メッセージ、直列処理と並列処理等のプログラミングの基礎を学ぶ。その後、レッスン8から12で、デジタル絵本、おみくじゲーム、サッカーゲーム、もぐらたたきゲーム、シューティングゲーム、迷路ゲーム等を作成し、アイデアをプログラミングで表現する方法を身に付ける。 価格は、1教室当たり月額5,000円(税込)。アカウント追加は、1アカウントにつき、500円(税込)だが、1アカウントを共有で使用してもよい。現在、利用期間365日の「eJrプログラミング」の購入者には、KIDSPRO代表の岡田哲郎氏のオンライン個別相談(30分)受講キャンペーンを実施中。プログラミング教室の運営、指導方法等、さまざまな相談をすることができる。詳細はWebサイトで確認することができる。