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都立竹早高校、メール誤送信により個人情報流出

 東京都教育委員会は2021年12月24日、都立竹早高等学校において、個人情報が流出する事故が発生したことを発表。「関係者の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。」と謝罪の意を表した。

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 東京都教育委員会は2021年12月24日、都立竹早高等学校において、個人情報が流出する事故が発生したことを発表。「関係者の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。」と謝罪の意を表した。

 流出した個人情報は、生徒と保護者の氏名および所属の中学校、メールアドレス。事故の経緯としては、2021年12月15日午後7時46分に担当の主任教諭が、入学相談に関する連絡メールを作成する際、1人の相談者からの過去のメール内容を削除しないまま、相談者以外の3人にも一斉送信。12月18日午前11時30分ころ、メールを受け取った者から連絡があり、個人情報の流出が判明した。現在のところ、二次被害等の報告は受けていないという。

 事故発生後の対応として、12月18日にメールを受け取った4人に対して、謝罪とメールの削除を依頼。また、個人情報が流出した入学相談者に対しては、改めて12月20日に電話で、12月23日に直接謝罪を行った。

 東京都教育委員会は再発防止に向けて、個人情報を厳正に管理し、教職員に対して情報セキュリティーの教育・指導を徹底。また、外部にメール送信する際には、本文や宛先が適正な内容となっているかについて、複数の担当による確認を徹底し、全都立学校長に対しては、個人情報の取扱い等について再度周知徹底を図っていくとしている。
《川端珠紀》

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