携帯電話で素早く文字入力できる小中学生は横ばいで推移している一方、SNS利用スキルは小中学生ともに年々向上する傾向にあることが2021年12月9日、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査結果より明らかになった。SNSの利用設定が可能な中学生は6割にのぼっている。 子供のケータイ利用に関する調査は、2018年から2020年まで3年連続で実施。このうち、2020年の調査は2020年9~10月、全国在住の小中学生と保護者の親子1,100組を対象に行った。 「10秒に5文字以上、携帯電話で文字入力ができる」という小中学生の割合は、2018年から2020年の間で大きな変化はみられず、小1~小3は52~55%、小4~小6は81~86%、中学生は93%以上だった。 一方、SNSの利用設定について「LINEやツイッター、インスタグラム等で、見せたい人にだけに情報を送ることができる」という小中学生の割合は、各学年で年々向上する傾向がみられた。2020年の結果では、小1~小3でも1割を超え、中学生では60%に達した。