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ビジュアルプログラミングとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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ビジュアルプログラミングとは


読み


 ビジュアル プログラミング

表記


 Visual Programming

分類


 ソフトウェア/技術

ひとことで言うと


 「子どもでもプログラムが作れるよう、視覚的なパーツになっているプログラミング言語」

解説


 パソコンを使ったプログラミングは、通常「C」「Visual Basic」「Java」「JavaScript」「Python」などのプログラミング言語を使い、英語のようなテキストを記述し、プログラムを作成する。これに対し、「ビジュアル プログラミング」では、画面上でパーツなどを動かし、それらをブロック玩具のように組み合わせて、プログラムを作っていく。

 視覚的なためわかりやすく、英語表現のプログラミング言語を覚える必要もないため、低年齢児童でも、初歩的なプログラミングを行うことができる。またこれを通じて、アルゴリズムの組み上げ方、論理的な思考をはぐくむことができるのが特長だ。

 ビジュアルプログラミング言語としては、通常のプログラミングのテキスト表現は残し、論理構造をビジュアル化し操作可能にしたタイプから、テキスト要素を極力排除し、ペン操作のみでプログラムを作成できるタイプまで、幅広く存在する。Webサービスとして提供されているものも多い。具体的には「Scratch」「Blockly」「プログラミン」「Viscuit」などが現在利用可能。

関連用語


 Scratch、Viscuit

最終更新日:2016年5月30日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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