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GIGAスクール構想とは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

教育行政 文部科学省
GIGAスクール構想の実現
  • GIGAスクール構想の実現
 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

GIGAスクール構想とは


読み


 ぎがすくーるこうそう

表記


 GIGAスクール構想

分類


 文部科学省、ICT、社会

ひとことで言うと


 児童生徒1人1台端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、公正に個別最適化された学びを実現させる構想。

解説


 GIGAはGlobal and Innovation Gateway for ALLの略。

 文部科学省は2019年12月、児童生徒1人1台の情報端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子供たちを誰ひとり取り残すことのない公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させることを目指して「GIGAスクール構想」を発表した。

 当初、2020年度までに全国の小学校・中学校・高等学校等で高速大容量の通信ネットワーク整備、2023年度までに全国の小学校・中学校で段階的に児童生徒1人1台の端末を整備するというスケジュールであったが、新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休校を受け、1人1台の端末整備についても2020年度中に全学年で目指すこととなった。2021年度7月末時点で、全国の公立小学校の96.1%、公立中学校の96.5%が「全学年」もしくは「一部の学年」で端末の利活用を開始している。


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最終更新日:2021年10月11日
《外岡紘代》

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