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【大学受験2022】マスク着用や濃厚接触者対応…実施要項Q&A

 文部科学省は2021年9月10日、「2022年度(令和4年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&A」を公開した。新型コロナウイルス感染症にともなう追試験の実施、濃厚接触者への対応、受験生のマスク着用の義務付け等に関して、わかりやすくまとめている。

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  • 令和4年度大学入学者選抜実施要項に関するQ&A(一部)
 文部科学省は2021年9月10日、「2022年度(令和4年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&A」を公開した。新型コロナウイルス感染症にともなう追試験の実施、濃厚接触者への対応、受験生のマスク着用の義務付け等に関して、わかりやすくまとめている。

 Q&Aは、6月4日に公表した2022年度(令和4年度)大学入学者選抜実施要項について、Q&A形式でわかりやすくまとめたもの。9月10日現在、65の問いに答えている。

 新型コロナウイルス感染症対策にともなう試験期日や試験実施上の配慮等については、「受験生の受験機会確保の観点から、少なくとも学部等の募集単位で、追試験の設定または追加の受験料を徴収せずに、別日程への受験の振替を実施してください」と説明。「複数の試験日程終了後にそれぞれの試験の追試験を一括して実施することは可能か」との問いには「可能」と回答。受験料を返金し、あらためて別日程の一般選抜の受験を案内することは「返金手続きや再度の出願手続きが受験生にとって過度に負担になるようなことがなければ可能」、その場合に当初予定していた受験料よりも高額となることについては「妥当ではない」との考えを示している。

 試験開始前72時間以内に学内の学生または教職員の感染が判明した場合については、「保健所と連携して、当該感染者が活動した範囲を特定して汚染が想定される物品を消毒してください」と返答。体調不良等を訴える者がいる場合に備え、代替の試験監督者等を確保しておくこと等もアドバイスしている。

 受験前に受験生が濃厚接触者であるかどうかを確認することは「困難」とし、「本人からの申告によって対応することが必要」と指摘。「保健所において濃厚接触者であることを文書で証明する義務はないため、自己申告を受けて判断してください」と説明している。

 濃厚接触者として受験前に把握できた場合は、「保健所が特定した濃厚接触者のうち、行政検査の結果が陰性であり、試験当日も発熱・咳等の症状がないことや別室受験等の要件を満たす場合には、各大学の判断で受験を認めることが可能」と記載。無症状の濃厚接触者が受験を希望する場合は「各大学の個別学力検査においては、追試験等の代替措置も含めて受験機会が確保されるよう対応してください」としている。

 受験生のマスク着用の義務付けに関して、試験時間中は会話をしないことから、マスクを外して受験を希望する者がいる場合には「会話をしない状況であっても、くしゃみ等によって飛沫が拡散することも起こり得ることから、マスク着用のうえ、受験させてください」と説明。不織布製のマスクを着用するよう受験生に周知することについては「政府のHPにおいても『品質の確かな、できれば不織布を着用してください』と周知されていますので、周知することは適切だと考えますが、受験生が着用するマスクの材質のみを理由に受験を認めない等の不利益な取扱いにならないようご留意ください」と述べている。

 Q&Aはすべて、文部科学省のWebサイトから閲覧できる。
《奥山直美》

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