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小中高生対象、国際情報科学コンテスト…参加校募集

 情報オリンピック日本委員会は、2021年11月に実施する国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2021」の参加校を募集している。対象は小学5年生から高校3年生。学級・学年単位や、希望者だけの参加、放課後の部活等での参加も可能。

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小中高生向け国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2021」参加校募集
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 情報オリンピック日本委員会は、2021年11月に実施する国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2021」の参加校を募集している。対象は小学5年生から高校3年生。学級・学年単位や、希望者だけの参加、放課後の部活等での参加も可能。

 Babrasは、2004年にリトアニアで始まった国際情報科学コンテスト。2012年には世界21か国で52万1,458人の児童生徒が参加しており、日本は2011年から正式参加している。コンピュータ科学とComputational Thinkingに関連した親しみやすい問題に取り組むことで、児童・生徒・学生がコンピュータ科学に興味を抱くきっかけとすることが目的。論理的思考力を問う問題も出題されるので、生徒の「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させることも期待される。

 参加生徒は、インターネットに接続可能なコンピュータを使ってコンテストに参加。WebブラウザでコンテストのWebサイトにアクセスし、問題を閲覧し、解答する。コンテスト中、参加生徒は1人1台ずつパソコンを使える必要がある。

 コンテスト時間は、小学校30分、中学校・高校40分。1問3分程度で解くことを想定しており、問題数は小学校10問、中学校・高校12問。学年区分は、小学5・6年生の「ベンジャミン」、中学1・2年生の「カデット」、中学3年生・高校1年生の「ジュニア」、高校2・3年生の「シニア」の4区分。

 情報に関する理解、情報の表現、アルゴリズム的思考、コンピュータシステムの利用(サーチエンジン、電子メール、セキュリティ、表計算等)、組合せや離散構造、論理パズルやゲーム、ICTと社会等、さまざまなトピックからさまざまな難易度の問題が出題される。ビーバーチャレンジのWebサイトには、過去問題が公開されている。

 参加者は自分の結果(得点および問題ごとの正誤)を参照することが可能。学校の担当の先生は、自校の参加生徒の結果(得点および問題ごとの正誤)を参照・ダウンロードできる。希望する学校の参加者には、情報オリンピック日本委員会から参加証を授与する。

 実施期間は11月15日から20日。期間中の午前8時から午後7時で、学校が希望日時を指定できる。なお、学校行事等でこの期間にできない場合は、11月22日から27日に実施することも可能(要相談)。

 参加費は無料。申込みは学校単位で受け付けるため、生徒の個人申込みはできない。学級・学年単位や、希望者だけの参加、放課後の部活等での参加も可能。申込みや情報オリンピック日本委員会との連絡は、学校の先生が行う。

 申込みはWebサイトの申込ページにて受け付けている。締切りは11月8日だが、締切日が過ぎた場合でも相談に応じるという。

◆ビーバーチャレンジ2021
実施期間:2021年11月15日(月)~20日(土)8:00~19:00
※期間中に実施できない場合は、2021年11月22日(月)~27日(土)に実施できる(要相談)
対象:小学5年生~高校3年生
申込方法:Webサイトの申込ページにて受け付けている
※学校単位で受け付けるため、生徒個人での申込みは不可
申込締切:2021年11月8日(月)
※締切日を過ぎた場合も相談に応じる
※詳細はWebサイトで確認できる
《外岡紘代》

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