文部科学省は2021年7月27日、「7月26日週に『大学拠点接種』を開始する大学の状況について」を公表した。新たに、國學院大学と清泉女学院が接種を開始し、自大学の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。 文部科学省は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種にあたり、地域の負担を軽減し、接種を加速化させるため、自治体接種に影響を与えないよう、医療従事者や会場等を自ら確保することを前提に、6月21日から随時大学等におけるワクチン接種「大学拠点接種」を進めている。 7月26日からの週に新たに接種を開始する大学は、國學院大学(東京都)と清泉女学院(長野県)の2大学。國學院大学は7月26日から、清泉女学院は28日から接種を開始する(情報は7月26日正午時点)。 文部科学省では、接種を開始する大学に対して自校の教職員や学生だけでなく、地域の要請に応じて近隣の大学や教育関係者等への接種対象者の拡大を要請しており、國學院大学は國學院大栃木短大の学生・教職員および近隣の専門学校の学生・教職員への接種を、清泉女学院は長野女子短大の学生・教職員および近隣保育園3施設の教職員への接種を予定している。 詳細は文部科学省Webサイト内の「大学拠点接種(新型コロナウイルス感染症に関連した大学等におけるワクチン接種)について」から確認できる。