第32回国際生物学オリンピックが、2021年7月19日から24日までオンラインにて開催された。日本からは4名の高校生が参加し、1名が銀メダル、3名が銅メダルを獲得した。 国際生物学オリンピック(IBO)は、1990年に現在のチェコ共和国のオロモウツで第1回大会が開催された、生物学に関心をもつ高校生等を対象としたコンテスト。大会では実験問題と理論問題が課され、成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が贈られる。 第32回国際生物学オリンピックは、オンラインにて7月19日から24日まで開催。76か国・地域から304名が参加した。日本代表の4名は、全員がメダルを獲得。銀メダルは、筑波大学附属駒場高等学校3年生の村井皓太郎さん。銅メダルは、東海高等学校2年生の桐山賢斗さん、武蔵高等学校3年生の佐藤輝季さん、東京都立多摩科学技術高等学校2年生の山形祐介さんの3名。 なお、2022年の国際生物学オリンピックはアルメニアで開催される予定。