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大学拠点接種、7/12の週に19大学がワクチン接種開始

 新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年7月12日からの週に新たに19大学が接種を開始すると発表した。千葉大学や北海道大学等が接種を開始し、自校の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。

教育行政 文部科学省
7月12日週に「大学拠点接種」を開始する大学の状況について
  • 7月12日週に「大学拠点接種」を開始する大学の状況について
  • 大学拠点接種(新型コロナウイルス感染症に関連した大学等におけるワクチン接種)について
 新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年7月12日からの週に新たに19大学が接種を開始すると発表した。千葉大学や名古屋大学、北海道大学等が接種を開始し、自大学の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。

 文部科学省は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種にあたり、地域の負担を軽減し、接種を加速化させるため、自治体接種に影響を与えないよう、医療従事者や会場等を自ら確保することを前提に、大学等におけるワクチン接種「大学拠点接種」を進めている。

 大学拠点接種を開始するにあたっては、事前に文部科学省へ相談し、各大学が地域の接種拠点となるように確認したうえで、実際に申請するという流れを設けており、申請が通った大学から随時接種を開始している。6月21日の開始以降、7月10日までの間に124大学・会場にて大学拠点接種が開始されている。

 7月12日から17日までの週に新たに接種を開始する大学は、計19大学。12日は帝京大学や千葉大学等8大学、13日は自治医科大学や新潟大学等5大学、14日は明治国際医療大学等2大学、16日は京都産業大学、17日は北海道大学や愛媛大学等3大学が接種を開始する(情報は7月8日正午時点)。

 文部科学省では、接種を開始する大学に対して、自校の教職員や学生だけでなく、地域の要請に応じて近隣の大学や教育関係者等への接種対象者の拡大を要請している。今回接種を開始する大学についても、それぞれ近隣の大学や幼稚園・小・中・高校の教職員への接種、地域住民への接種拡大を検討、予定している。

 詳細は文部科学省Webサイト内の「大学拠点接種(新型コロナウイルス感染症に関連した大学等におけるワクチン接種)について」から確認できる。

※大学数は文部科学省発表資料に準ずる。同法人複数学校で1カウントの場合あり。
《畑山望》

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