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新型コロナワクチン接種、間違い発生時の対応を文科省が公表

 文部科学省は2021年7月2日、大学や高等専門学校等に向けて新型コロナワクチンの間違い等の事案が発生した場合の対応について周知した。重大な健康被害につながる恐れのある間違いが発生した場合等の対応方法をまとめている。

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 文部科学省は2021年7月2日、大学や高等専門学校等に向けて新型コロナワクチンの間違い等の事案が発生した場合の対応について周知した。重大な健康被害につながる恐れのある間違いが発生した場合等の対応方法をまとめている。

 新型コロナウイルスワクチンを大学等で接種する「大学拠点接種」が6月21日より行われている。その中で、大学拠点接種において接種液を大量廃棄する事案や、他の対象者に使用した注射器を別の対象者に使用する事案が発生しているという。このような事態を受けて、文部科学省は大学等に向けて間違い発生時の対応を周知する文書を発出した。

 大学拠点接種の実施にあたっては、「予防接種を適切に実施するための間違い防止チェックリスト」も活用し、ワクチン接種における間違い等の発生防止に努めるように求めている。万が一、血液感染を起こしうる場合等の重大な健康被害につながる恐れのある間違いが発生した場合は、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する職域接種向け手引き(第2版)」の第5章にある「予防接種間違いの報告」を踏まえ、被接種者が居住している(住民票のある)市町村に速やかに報告する。

 また、接種液の廃棄自体は、重大な健康被害につながる恐れがある予防接種の間違いには該当しないが、モデルナ社製ワクチンの供給が逼迫している現状も踏まえ、大学等では接種液等の取扱いについて、十分留意するようお願いしている。

 万が一、バイアル単位でのワクチン廃棄が起きた場合には、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する職域接種向け手引き(第2版)」の第5章にある「ワクチン廃棄にかかる報告」を踏まえ、「新型コロナワクチンの職域接種におけるワクチン廃棄に関する報告書」にその内容を記載し、接種実施医療機関が所在する市町村および都道府県、厚生労働省健康局健康課予防接種室に速やかに報告する必要がある。

 いずれの場合についても、大学拠点接種において運用上の重大な瑕疵等に相当すると思われる事案が発生した場合には、文部科学省(大学等ワクチン接種加速化検討チーム大学班)」に連絡する。
《外岡紘代》

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