全国学校図書館協議会は、第26回日本絵本賞からの新たな取組みとして「日本絵本賞ポップ交流サイト」を立ち上げた。実践校としてポップ投稿に協力できる学校・保育所・幼稚園を60校募集している。実践校には、受賞絵本セットがプレゼントされる。 全国学校図書館協議会では、絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展を願い、優れた絵本を顕彰する「日本絵本賞」を1995年より実施している。2021年開催の第26回日本絵本賞では、新たな取組みとして「日本絵本賞ポップ交流サイト」を立ち上げた。 現在、実践校として第26回日本絵本賞最終候補絵本を活用して、ポップ投稿に協力できる学校等を募集している。実践校60校には、9月中旬に第26回日本絵本賞受賞絵本(4冊)と主催者が指定した最終候補絵本(30点)のうち数冊をセットにして、受賞絵本ポスターと共に送付する。 実践校は、送られた受賞絵本と候補絵本セットを使い、各学校・保育所・幼稚園の実情にあわせて読書活動を行う。地域の公共図書館や学校と連携して取り組んても構わない。読書活動の中で、園児や児童生徒、教員、保護者等に呼びかけ、好きな絵本のポップを描いてもらいポップ交流サイトより投稿する。ポップは1人何枚でも投稿可能。1人で複数冊への投稿も可。全校で取り組む等、できるだけ多くの投稿に協力する。 また、学校でポップ投稿に取り組むにあたっての問題点や改善点等の意見・要望を2022年2月28日までに提出するとともに、簡単な実践報告書、実践のようすがわかる写真等を送付する。 全国学校図書館協議会では、読書週間イベント、図書委員会の活動、ICT活用授業の実践、保護者や地域へ絵本読書活動を広げるイベントとしてぜひ活用してほしいと参加を呼び掛けている。 応募締切は8月25日(必着)。必要事項を明記し、メールまたはファックスで申し込む。応募校多数の場合は、抽選で決定する。◆日本絵本賞ポップ交流サイト「実践校」募集募集期間:2021年8月25日(水)必着募集数:60校(応募校多数の場合は抽選)対象:学校・保育所・幼稚園申込方法:必要事項を記入のうえ、メールまたはファックスで申し込む