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東京都教員採用、応募1万226人…過去12年で最少

 東京都教育委員会は2021年6月15日、2021年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2022年度採用)の応募状況を発表した。応募者数は、前年度より1,120人減り、過去12年でもっとも少ない1万226人。応募倍率は、前年度と同じ3.9倍であった。

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 東京都教育委員会は2021年6月15日、2021年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2022年度採用)の応募状況を発表した。応募者数は、前年度より1,120人減り、過去12年でもっとも少ない1万226人。応募倍率は、前年度と同じ3.9倍であった。

 2021年度東京都公立学校教員採用候補者選考の応募状況は、採用見込者数2,640人に対し、応募者数1万226人で、応募倍率3.9倍。応募者数は近年、減少傾向が続いており、過去11年でもっとも少なかった2020年度から、さらに1,120人減少した。応募倍率は、前年度から変動はなかった。

 校種別にみると、小学校全科(理科コース・英語コース含む)は応募者数3,110人(前年度比518人減)、応募倍率3.1倍(同0.2ポイント減)。中高共通は応募者数4,973人(同251人減)、応募倍率4.5倍(同0.1ポイント増)。特別支援学校は応募者数637人(同134人減)、応募倍率3.5倍(同0.6ポイント減)等。倍率がもっとも高いのは「養護教諭」12.6倍、もっとも低いのは「中学校・技術」1.2倍だった。

 今後の日程について、第一次選考は7月11日、第一次選考合格発表は8月6日、第二次選考は面接試験を8月20日・21日・22日、実技試験を9月12日、最終合格発表は10月22日に実施する。なお、新型コロナウイルス感染症の状況により、変更になる可能性がある。
《奥山直美》

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