埼玉県教育委員会は2021年6月10日、教員免許状の有効期限に関する緊急点検結果について公表した。県立高校教諭が教員免許状の失効で失職したのを受け、県立学校と市町村立学校で教員免許状の有効期限を緊急点検したが、失効事案はなかった。 埼玉県教育委員会では6日2日、県立高校の教諭1名が教員免許状の有効期限を誤認し、申請期限までに免許更新の手続きを行わなかったため、3月31日をもって教員免許状が失効し、同日にさかのぼって失職となったことを発表している。 今回の事案を受け、埼玉県教育委員会は県立学校で5月31日から6月1日、市町村立学校(さいたま市を除く)で6月1日から9日、教員免許状の有効期限について緊急点検を実施。6月2日に発表した事案以外には、教員免許状失効事案がないことを確認した。