他人と食事をすることについて「かなり苦手意識がある」と回答した人は12.1%で、小学校のクラスに換算すると1クラスに約4人が該当することが、日本教育資料が2021年5月6日に発表した調査結果より明らかになった。 日本教育資料は、先生のために給食指導の情報をわかりやすく伝えるWebメディア「きゅうけん 月刊給食指導研修資料」を運営している。世の中の人たちが他人と食事をすることに対してどのように感じているのかを知るため、ライフスタイルに関する調査として、全国の20歳以上の男女1,000人(男性500人・女性500人)にインターネット調査を行った。調査実施日は2020年12月22日。 他人と食事をすることについて「かなり苦手意識がある」と回答した人は12.1%。また、これまでに他人との食事に1度でも苦手意識を感じたことがある人の割合は55.3%にのぼる。 年代別にみると、「20代」「30代」「40代」「50代」では他人との食事に苦手意識を抱いたことがある人のほうが多い。一方、「60代以上」は「かなり苦手」「苦手」の割合が少なくなる傾向にあった。 日本教育資料によると、他人と食事をすることについて「かなり苦手意識がある」と回答した12.1%は、小学校のクラスに換算すると1クラスに約4人が該当することになる。給食に関する調査でも、「給食が嫌い」という回答は一定数以上あり、「嫌いなものがある」「量が多い」「時間が短い」等の理由が多くあがっているという。また、「担任の先生がどんな指導をするのか」で、給食が嫌に感じるかどうかが大きく変わるという声も多かった。