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保育所の利用児童、2025年にピーク…厚労省

 日本の人口は今後も減少基調が続き、保育所の利用児童数は2025年にピークを迎えると見込まれることが、厚生労働省の調査結果より明らかになった。人口減少の影響下にある自治体では、定員割れにより保育所の運営が困難となっている。

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保育所の利用児童数の今後の見込み
  • 保育所の利用児童数の今後の見込み
  • 日本の人口の推移
  • 2025年までの社会の変化と2025年以降の社会の変化
  • 保育所の運営の困難状況
 日本の人口は今後も減少基調が続き、保育所の利用児童数は2025年にピークを迎えると見込まれることが、厚生労働省の調査結果より明らかになった。人口減少の影響下にある自治体では、定員割れにより保育所の運営が困難となっている。

 厚生労働省は2021年5月26日、地域における保育所・保育士等の在り方に関する検討会(第1回)を開催した。検討会では、子供の数や生産年齢人口の減少等を踏まえ、今後の保育所や保育士等の在り方について検討する。

 2020年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「人口減少地域等における保育に関するニーズや事業継続に向けた取組事例に関する調査」によると、自治体において、人口減少の影響により、域内の保育所等の多くが定員割れを起こし運営の継続が困難となっている事態は、「自治体全域において生じている」3.2%、「自治体内の一部地域において生じている」13.3%。特に、過疎地域・離島含む人口減少の影響下にある市町村では定員割れにより保育所の運営が困難な割合が高かった。

 保育所の利用児童数は、2025年にピークを迎え、その後は約300万人と横ばいに推移すると見込まれる。なお、保育所の利用児童数は、0~5歳人口を基に、女性の就業率(2025年:82%、2040年:87.2%)およびそれに伴う保育所等の利用率の上昇を踏まえて機械的に算定したもの。

 厚生労働省は、人口減少地域等において、保育所の利用児童数が減少する中で、既存の施設規模を縮小の検討が求められること等を課題にあげている。
《工藤めぐみ》

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