オムロン ソフトウェアは今回、教育現場にあわせた文字入力・変換機能を「iWnn IME for Web」に搭載し、教育事業者向けにリリースした。「iWnn IME for Web」では、スマートフォン等で利用していた組込型予測変換エンジン「iWnn」の予測変換機能をCloud上で実現し、Webアプリ上で動作するIMEとセットにしてサービス提供する。
オムロン ソフトウェアは、Wnnシリーズをはじめとする各種文字入力ソリューションで培った言語処理技術/組込・マルチPF開発技術をもち、教育現場に最適化した「iWnn IME for Web」の提供を通じて公平で高品質なデジタル学習システムの普及に貢献していくとしている。
教材DB・製作、デジタル採点・成績管理、Web学習支援の事業を展開しているコンバイン取締役開発部部長の米田玄氏は「デジタル化が加速する中で日常学習、テストの在り方も大きく変化してきています。その中で、特に解答入力に関しては弊社でも大きな課題を抱えていました。『iWnn IME for Web』を使用することで、安全に正確に素早く解答を入力できることになるのはデジタル学習に絶大な効果を発揮すると確信しています」と述べている。
《奥山直美》