情報処理学会は、小中高校の教職員を対象に、新規入会キャンペーンを2021年4月1日から11月25日まで実施する。新規入会者を対象に、入会金が免除され、2021年度と2022年度の会費が半額になる。 小中高校の学びにプログラミング教育が導入され、2020年度から小学校でプログラミング教育が実施されている。また、高校の教科「情報科」も「情報の科学的理解」のより深い理解が求めれている。政府からはGIGAスクール構想が打ち出されており、教員のICT活用指導力の向上なども重要視されている。 情報処理学会では、「情報活用能力育成」を担当する先生に入会してもらい、共に知識の向上や授業内容の充実に向けて、多くの小中高校の先生と活動を進めていきたいと考え、前年に続いて今年もキャンペーンを実施する。 教員が情報処理学会に入会するメリットは、「教員免許更新講習を会員価格で受けられる」「中高生情報学研究コンテスト/Exciting Coding! Junior/初等中等教員研究発表セッションなど生徒向けや教員向けイベントを情報教育に活用できる」「『情報』に関する豊富な知識を得ることができる」など。 4月1日から11月25日までのキャンペーン期間中に入会すると、入会金(2,000円)が免除となる。また、正会員の2021年度会費と2022年度会費(それぞれ1万800円)が半額(5,400円)に割引される。なお、サービス内容は正会員と同じ。対象者は、小中高校(相当する教育機関を含む)の教職員(現職)で、新規入会者に限る。 入会申請は、Webサイトより受け付けている。