東北地区の7国立大学(弘前、岩手、東北、宮城教育、秋田、山形、福島)と新潟大学は2021年3月17日、地域のイノベーション創出と地域経済の発展を担う人材育成に貢献するため、「東北創成国立大学アライアンス」を創設したと公表した。 「東北創成国立大学アライアンス」は、東北地区の7国立大学(弘前、岩手、東北、宮城教育、秋田、山形、福島)と新潟大学が、それぞれの個性・特色を生かして、優れた教育・研究・社会貢献活動を連携させ、地域のイノベーション創出と地域経済の発展を担う人材育成に貢献するためのプラットフォーム。 まずは、「数理・データサイエンス・AI教育」に関する連携からスタートさせる。各大学の取り組みやノウハウの情報共有を行いながら、大学間で活用できる教育コンテンツの提供やカリキュラムの共同開発などを実施していく予定だという。 なお、人口減少をはじめ、東北が直面する各種課題に対応するため、東北の産学官金のトップが一堂に会して議論する場「わきたつ東北戦略会議」とも連携しながら、課題解決に向けたアライアンスの拡張も検討していく。また、東北創成国立大学アライアンスの庶務は、加盟大学などの協力を得て、東北大学において処理する。