教育業界ニュース

DJI、渋幕などに最新空撮技術を活用した特別な学びを提供

 DJI JAPANは、新型コロナウイルスの影響で学校行事の中止・延期が相次ぐ中、オンラインでの発信を余儀なくされている学校にこの秋、オンライン学園祭をはじめとした学校PR動画制作を支援した。最新の空撮技術やクリエイティブなカメラ技術を通し特別な学びを提供した。

教材・サービス 授業
機材を使用した撮影方法のワークショップのようす
  • 機材を使用した撮影方法のワークショップのようす
  • RoboMaster S1
  • DJI JAPAN
 DJI JAPANは、新型コロナウイルスの影響で学校行事の中止・延期が相次ぐ中、オンラインでの発信を余儀なくされている学校にこの秋、オンライン学園祭をはじめとした学校PR動画制作を支援した。最新の空撮技術やクリエイティブなカメラ技術を通し特別な学びを提供した。

 DJIは、プロ・アマチュアユーザーのために、革新的なドローンやカメラ技術を開発・製造するグローバルリーダー。遠隔操作できるヘリコプターの実現に情熱を注ぐスタッフにより創業され、飛行制御技術とカメラの映像ブレ補正のエキスパートとして業界を牽引している。

 DJI JAPANは2020年9月から東京都内などの高校を対象に、機材貸出しや機材を使用した撮影方法のワークショップを実施した。実施校は渋谷教育学園幕張中学校・高等学校(9月12日実施)、芝浦工業大学附属中学校高等学校(9月14日実施)、東京都立科学技術高等学校(10月21日実施)の3校と、今後実施予定なのが品川女子学院中等部・高等部。

 DJIの主要製品であるドローンやカメラ(Mavic Mini、Osmo Mobile 3、smo Pocket、Osmo Action)および教育用ロボットRoboMaster S1のワークショップを開催後、生徒自身がコンテンツ企画や撮影、編集作業まで行った。芝浦工業大学附属中学校高等学校電子技術研究部の学生が制作した作品はYouTubeで発表している。渋谷教育学園幕張中学校・高等学校は「槐祭online(文化祭) 公式Twitter」で近日公開予定となっている。

 今回学校に支援した RoboMasterS1は、次世代ロボットコンテスト「RoboMaster」から生まれた製品。AI・エンジニアリング・ロボット工学に初めて触れる人でも簡単に操作できるコンセプトのもと設計された、最先端の地上走行ロボット。「RoboMaster」は、ロボットの設計や開発を学ぶ学生エンジニアたちが世界中から参加し、チーム単位で競い合う世界最大級の大会となっている。

 DJI JAPANは、今回のプロジェクトで、生徒たちの科学技術への興味関心やグローバル感覚を深く育み、同時に、DJIの最先端技術がさまざまな業界に応用されていることを体験してもらえたという。生徒たちが自発的に精度の高い動画発信を行い、新しい知見を広げることができたことは、「イノベーションを創出する次世代の人材を育てること」という企業理念にかなうもの。今後も生徒たちにとって、最先端技術、動画制作や配信を通じ、メッセージの伝え方を考える貴重な機会になるだろうと期待する。
《田中志実》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top