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【大学受験2021】オンライン面接、通信環境に配慮…文科省

 新型コロナウイルス感染対策のため、オンラインで実施する2021年度(令和3年度)大学入学者選抜の総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)について、文部科学省は2020年9月9日、各国公私立大学長宛てに配慮を求める事務連絡を出した。

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2021年度(令和3年度)入学者選抜日程
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 新型コロナウイルス感染対策のため、オンラインで実施する2021年度(令和3年度)大学入学者選抜の総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)について、文部科学省は2020年9月9日、各国公私立大学長宛てに配慮を求める事務連絡を出した。

 オンラインによる選抜実施にあたり、高等学校関係者から受験機会の確保を懸念する声が寄せられたことを受けた対応。試験実施中に通信環境の不具合などが生じ試験の継続ができない場合や、入学志願者が通信環境を整えることができない場合などは、入学志願者と個別に連絡を取り、代替措置を講じるなど特段の配慮を行うよう要請している。

 事務連絡では、配慮の参考事例として「通信環境の不具合が生じ、試験続行が困難になった場合、当日の時間繰下げや予備日を設けて選考を行う」「入学志願者において通信環境を整えることができない場合、大学でのオンライン受験も可能とする」「大学にサポートデスクなどの連絡窓口を設け、不測の事態に個別対応できるようにする」の3例をあげている。

 また、5月14日付の通知「高等学校等の臨時休業の実施等に配慮した令和3年度大学入学者選抜における総合型選抜および学校推薦型選抜の実施について」や「令和3年度大学入学者選抜実施要項」から、総合型選抜と学校推薦型選抜の実施に関する配慮事項を整理。「ICTの活用にあたっては、志願者による利用環境の差異や技術的な不具合の発生等によって、特定の志願者が不利益を被ることのないよう、代替措置などの配慮を行うこと」という文章をあらためて記載している。

 文部科学省では、5月14日の通知において、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に留意した総合型選抜と学校推薦型選抜の工夫例として、ICTを活用したオンラインによる個別面接やプレゼンテーション、大学の授業へのオンライン参加とレポート作成、実技動画の提出、小論文や入学後の学修計画書の提出、大学入学希望理由書などの提出をあげている。

 2021年度(令和3年度)大学入学者選抜実施要項によると、総合型選抜の入学願書受付は9月15日以降、学校推薦型選抜の入学願書受付は11月1日以降。
《奥山直美》

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