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エプソン、プロジェクター電子黒板機能搭載モデル2機種

 エプソンは2020年9月10日、ビジネスプロジェクターの超短焦点モデルの新商品として、インタラクティブ(電子黒板)機能搭載モデル「EB-735Fi」「EB-725Wi」を今冬発売予定であると発表した。

ICT機器 授業
EB-735Fi(金具・タッチユニットは別売り)
  • EB-735Fi(金具・タッチユニットは別売り)
  • ホーム画面
  • 画面の投写位置を左・中央・右に動かして活用
  • 4:3画面を並列投写して活用
 エプソンは2020年9月10日、ビジネスプロジェクターの超短焦点モデルの新商品として、インタラクティブ(電子黒板)機能搭載モデル「EB-735Fi」「EB-725Wi」を今冬発売予定であると発表した。

 超短焦点モデルは、短い距離でも大画面投写ができ、教卓の上や狭い会議室のテーブルの端から投写できるなど設置性に優れている。壁掛け設置の場合は、ほぼ真上から投写できるため、近くに人が立っても影ができにくく、投写映像が目に入りまぶしく感じることがない。大画面投写することで教室の後方からでもはっきり見えるため、学びの質が向上する。

 新規オプションの「カメラ付きボードスタンド(IWS-Cシリーズ)」と組み合わせると、オンライン授業や分散授業時の生徒のフォローなどに柔軟に対応できる。レーザー光源を採用しているのでランプ交換が不要。導入後の手間が軽減されるほか、3年または2万時間の充実保証で安心して利用できる。

 パソコンがなくても電子ペンを使ってホワイトボードのように書き込みできる。インタラクティブ機能により、電子ペンや指(オプションのフィンガータッチユニットが必要)での直感的な操作で投写画面からパソコン操作ができるので、授業・講義をスムーズに進めることができる。

 使いやすいホーム画面機能を採用し、ホーム画面を呼び出せば、プロジェクターに接続している機器の画面がサムネイル表示されるため、投写したい機器を迷わずに選択できる。

 「EB-735Fi」は、16:6アスペクトのディスプレイ表示に対応。超ワイドなディスプレイ表示に対応しているので、一度に多くの情報を投写できる。さらに、画面の投写位置を左・中央・右に動かすことや、書画カメラの映像とホワイトボードを並列して投写することもできる。

 エプソンは新商品を含めたビジネスプロジェクターの販売台数について、今後1年間で約15万台を予定しているという。

◆ビジネスプロジェクター インタラクティブ(電子黒板)機能搭載モデル
【EB-735Fi】
発売時期:今冬(予定)
明るさ(全白/カラー):3,600lm
スクリーン解像度:Full HD
質量:約5.8kg
光源:レーザー
参考価格:31万5,000円(税別)

【EB-725Wi】
発売時期:今冬(予定)
明るさ(全白/カラー):4,000lm
スクリーン解像度:WXGA
質量:約5.8kg
光源:レーザー
参考価格:22万9,000円(税別)

※参考価格はエプソンダイレクトショップ(エプソン直販サイト)での販売予想価格(2020年9月10日現在)であり、各販売店での販売価格を指示・拘束するものではない。各販売店における販売価格は、各販売店に要問合せ
《外岡紘代》

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