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黒板全面に投影可能なプロジェクター「ワイードプラス」

 サカワは2020年9月16日、ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイードプラス」SP-UW4000を発売する。黒板に児童生徒のタブレット画面を並べて見せる機能や、板書を保存し再利用できる機能などを新たに搭載している。

ICT機器 授業
ワイードプラス
  • ワイードプラス
  • タブレット画面を並べて見せる機能が追加
  • 板書の再利用が可能
 サカワは2020年9月16日、ウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイードプラス」SP-UW4000を発売する。黒板に児童生徒のタブレット画面を並べて見せる機能や、板書を保存し再利用できる機能などを新たに搭載している。

 「ワイード」は、黒板全面に投影可能なウルトラワイド超短焦点プロジェクター。2016年に発売を開始して以降多くの教育関係者に利用され、2020年度中には計3,000台を導入予定だという。この度、明るさが大幅アップした新機種「ワイードプラス」を発売する。

 ワイードプラスは、ウルトラワイド投影時に4,000ルーメンの明るさを維持でき、前機種(3,400ルーメン)に比べ輝度が600ルーメンアップ。デジタル教科書や画像など、手元のPC画面に映し出されている色に限りなく近い色が再現され、教室後方の児童生徒からも見やすい設計となっている。

 GIGAスクール構想にも対応し、黒板に児童生徒のタブレット画面を並べて見せることが可能。ワンボタンでウィンドウを「2・3・4・8分割」と整列配置することができる。キャプチャ機能で任意の画面範囲を長方形に切り取り、画像として自動で一時保管することもでき、デジタル教科書などの資料の一部分を大きく見せたり、重要語句や授業の流れを後で振り返ったりすることが可能。

 さらに、今ある黒板はそのままに画像・動画やガイド線を手軽に投影できる、教育専用のソフトウェア「Kocri(コクリ)」を付属。Kcoriにあらかじめ備わっている「16:6」サイズのページで教材を作ることで活用できる。黒板比率のカメラで板書全体を撮影し、板書データを黒板に映し出すと「板書の再利用」ができる機能も実装している。

 また、9月16日から18日に開催される「第11回教育ITソリューション」EXPO展示会場・サカワブースから、ワイードプラスを含めた製品のデモンストレーションのようすをサカワ公式YouTubeチャンネルでライブ配信する。ライブ配信をリアルタイムで視聴またはアーカイブ視聴の事前登録をし、配信の最後に送付するアンケートに回答した人へ「Kocri for Windows」製品版をもれなくプレゼントする。

◆サカワ製品デモンストレーション YouTubeライブ
日時:
・2020年9月16日(水)11:30~/14:30~/17:30~
・2020年9月17日(木)11:30~/14:30~/17:30~
・2020年9月18日(金)11:30~/14:30~/16:30~
※配信開始時刻は、数分前後する可能性がある
《桑田あや》

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