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【大学入学共通テスト2021】第2日程に最大10万人体制整備

 2021年度(令和3年度)大学入学共通テストの第2日程について、文部科学省は2020年8月7日、最大10万人が受験できる体制を整える方針を明らかにした。地域によっては、第2日程の試験会場の複数設置を検討する考えも示唆した。

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  • 萩生田光一文部科学大臣の会見
 2021年度(令和3年度)大学入学共通テストの第2日程について、文部科学省は2020年8月7日、最大10万人が受験できる体制を整える方針を明らかにした。地域によっては、第2日程の試験会場の複数設置を検討する考えも示唆した。

 2021年度大学入学共通テストは、当初から予定していた第1日程「1月16日・17日」のほか、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者および第1日程試験の追試験を受験する者を対象に第2日程「1月30日・31日」を設定。第2日程の追試験として特例追試験を「2月13日・14日」に実施。現役生は、第1日程と第2日程のいずれかを選択できる。

 文部科学省は7月1日~20日、全国の高校などを通じて高校3年生を対象に意向調査を実施。7月31日の会見で萩生田光一大臣は、集計結果について7月30日時点で「どちらかといえば受験する」を含めて、「第2日程」を希望する受験生が約3万2,000人であったことを明らかにしている。

 8月7日に会見した萩生田大臣は、第2日程の会場について「最大でも10万人くらいが受けられるような受け皿をきちんと用意していきたい」とコメント。北海道を例に「広い道内に1か所札幌だけということになると、道内の多くの高校生が大変苦労されるので、意向調査の中身をしっかり確認したうえで、できる限り近い場所で試験が受けられるような環境に努力をしていきたい」と語った。

 試験会場の情報については、できるだけ早い時期に公表したい考えを示し、受験生が出願する段階で第2日程の試験会場がわかるように努力したいとした。

 文部科学省では意向調査の結果を踏まえ、8月4日付で各大学に対し、第2日程を選択する受験生が確実に当該日程で試験を受けることができるよう、試験会場を確保することに関する依頼通知を発出。今後の学業の進捗状況などによっては現時点で第1日程の選択を考えている生徒の一定数が第2日程を選択し得ること、病気などにより第2日程を追試験として受験する者がいること、離島・へき地の受験生にも可能な限り配慮した設定とすることなどを配慮したうえで、試験会場の確保を進めるよう求めている。
《奥山直美》

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