iTeachers TVは2020年8月5日、Z会幼小事業本部STEAM教育推進部の鶴見健了氏による教育ICT実践プレゼンテーション「ロボットプログラミングの可能性を改めて考えてみる」を公開した。キットを使ったロボットプログラミングの授業事例などについて話す。 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。 今回のゲストは、Z会幼小事業本部STEAM教育推進部の鶴見健了氏。「ロボットプログラミングの可能性を改めて考えてみる」と題して、7月29日に前編(Vol.239)、8月5日に後編(Vol.240)を公開した。鶴見氏は、静岡県内の私立中学校・高等学校での勤務経験があり、Z会では小学生向けプログラミング講座に立ち上げから携わっている。 前編では、ロボットプログラミングのメリットとデメリットを説明したうえで、レゴ社のロボットプログラミングキット「SPIKEプライム」を使ったロボットプログラミングを紹介。「国内の実践事例・授業案が公開されている」など、SPIKEプライムの特徴に触れ、実際のモデルを使った学校での活用例なども提案する。 後編では、ソニー・グローバルエデュケーションのロボットプログラミングキット「KOOV」を取り上げ、Z会の講座における実践例、実際に学校で行われた授業や指導案の例などをもとにKOOVを使ってどのような学習ができるかを解説。ロボットプログラミングの良さや可能性などについても改めて伝える。 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では聖徳学園中学・高等学校の品田健先生による「Keynoteをもうちょっと便利に」、後編では同志社中学校の反田任先生による「簡単テスト・アンケート作成」を紹介する。 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに240回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。◆iTeachers TV【Vol.239】Z会幼小事業本部STEAM教育推進部 鶴見健了氏「ロボットプログラミングの可能性を改めて考えてみる」前編◆iTeachers TV【Vol.240】Z会幼小事業本部STEAM教育推進部 鶴見健了氏「ロボットプログラミングの可能性を改めて考えてみる」後編