オカムラは2020年6月、小・中・特別支援学校・高等学校等向けに学習用PC端末の充電と保管ができる、GIGAスクール構想標準仕様対応の「タブレット・PC充電保管庫」を発売する。 「タブレット・PC充電保管庫」は、タブレット・PC端末を充電・収納するための保管庫。オカムラが2014年にICT端末保管庫を開発・発売した際のノウハウを生かし、文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」を実現するための標準仕様に準じた仕様で開発した。 充電時に学校の電力負荷を抑えるため、保管庫内のタブレット・PCを4グループに分け10分ごとに順番に充電する輪番充電方式を採用。充電状況は保管庫を施錠したままLED表示で確認でき、充電する曜日や時間を設定できるタイマー機能や、コンセントが抜けた際や長期休暇、停電時にも設定が保持される設定保持機能も搭載している。 教室で利用することを想定し、上下・左右どの方向からでもつかむことができるユニバーサルデザインの取っ手「マルチアクセスハンドル」を採用。保管庫本体の角は丸く仕上げ、児童生徒の衝突時などの安全に配慮している。 クラス人数や目的によって選択できる45台収納タイプと25台収納タイプがあり、それぞれタブレット端末や薄型ノートPCの収納に適した「トレー式」と、13インチのノートPCを収納できる「仕切り板式」の2タイプをラインアップ。5台ずつ収納するトレー式は配布・回収がしやすく、児童生徒が密集することなく出し入れできる。 国際認証であるISO14001、ISO9001認定の国内自社工場で製造し、全国に拠点を持つオカムラが製品供給から配送、設置、メンテナンスまで対応することで、トータルコスト削減に貢献。価格は45台収納タイプが32万円から、25台収納タイプが27万2,000円から。◆タブレット・PC充電保管庫バリエーション:45台収納タイプ、25台収納タイプ、それぞれトレー式・仕切り板式サイズ(mm):<45台収納タイプ>800W×550D×1365H(ハンドル込みは880W)<25台収納タイプ>550W×550D×1365H(ハンドル込みは630W)価格:<45台収納タイプ>32万円(本体価格)~<25台収納タイプ>27万2,000円(本体価格)~