パイプドビッツは2020年5月28日、学校向けに開発した「学生支援給付金申請システム」を提供開始した。オンライン上で給付用の口座情報の収集、確認、差戻しを完結し、学生と給付担当者双方の負荷を軽減する。 「学生支援給付金申請システム」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響などで経済的に困窮している学生支援のための口座情報収集システム。オンライン上で完結できるため、郵送申請による手間と時間を削減でき、給付担当者は在宅勤務の環境下で申請内容の確認が行えることで、申請受付から給付までの業務効率化が期待できるという。 学生は窓口で密な状態を作ることなく、スマートフォンから24時間いつでも支援金給付申請が可能。学籍番号での本人認証、ならびに事前のメールアドレス入力で、対象者本人の確認が行われ、Webフォームの入力補助機能により記入漏れや入力不備も未然に防ぐ。 学籍番号に紐づいた口座情報はWebで一元管理され、在宅勤務中の給付担当者は管理画面から申請状況を確認できる。通帳の画像データ添付機能により、登録された口座情報と通帳の画像データを目視で確認でき、申請内容に不備があった際はシステム上で差戻しができる。承認後のデータは、管理画面から一括出力することで、データ化作業をすることなく簡単に振込先リストを生成できる。 学生支援給付金申請システムは先行して、神田外語大学のほか3大学への提供が決定している。