昭文社ホールディングスとマップルは、2020年2月にリリースした学校の通学路安全確保を支援する製品「通学路安全支援システム」を無料で利用できる「新型コロナウイルス対応登校支援サービス」を実施する。教育委員会や小中学校が対象。期間は5月20日から6月30日まで。 「通学路安全支援システム」は、近年、通学路の安全が脅かされる事件、事故が多くなっていることから、学校現場で通学路の安全確保、管理を支援するために開発されたシステム。学年ごと、地域ごと、任意の児童名簿があれば、それをインポートするだけで地図上に自宅位置を一瞬でプロットできる。通学路の描画や危険個所、子ども110番の家なども配置できるため、どのような登校形態でも瞬時にシミュレーションでき、出力して共有することもできる。 5月14日に緊急事態宣言が39県で解除され、学校が再開されつつあるが、学年を特定しての分散登校や、午前午後の時差登校など、通常とは異なる形式での登下校管理が求められている。そのため、学校現場では大変な負担、オペレーションが発生していると考えられることから、「新型コロナウイルス対応登校支援サービス」の実施に至ったという。 自宅待機、分散登校の状況下では、「家庭学習用課題のポスティングと回収」「地域別・学年別にグループ分けし分散登校」「メールや書面による臨時の登校班のお知らせ」などでの活用が想定される。使用方法などはサポート窓口で対応する。 対象は各自治体の教育委員会や小中学校。申込みは、マップル「新型コロナウイルス対応登校支援サービス」担当もしくはWebサイトにて受け付けている。期間は5月20日から6月30日まで。期間終了後に製品を返却する必要があるが、継続利用を希望する場合は担当者から手続きについて案内する。◆新型コロナウイルス対応登校支援サービス期間:2020年5月20日(水)~6月30日(火)対象:各自治体の教育委員会および小中学校申込方法:マップル「新型コロナウイルス対応登校支援サービス」担当もしくはWebサイトにて申し込む【通学路安全支援システム】製品仕様:DVDディスク(1枚)動作環境:・OS:Windows7/8/10、Internet Explorer8以降必須、日本語版OSのみに対応・CPU:各OSが推奨するCPU・メモリ:各OSが推奨するメモリ容量・空きハードディスク容量:16GB以上・ディスプレイ:1024×768 以上、True color(32bit)必須・DVD-ROMドライブ:必須(インストール時)※通学路安全支援システムの動作には、マップルの電子地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」が必要販売価格:5万円(税別)※通学路安全支援システム+スーパーマップル・デジタル1本付き