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Z会×ソニーが業務提携、通信教育に「KOOV」導入

 増進会ホールディングス(Z会グループ)は2020年5月12日、ソニー・グローバルエデュケーションと、教育事業において包括的な業務提携契約を締結したことを発表。Z会の小中高生向け通信教育講座において、ソニーの「KOOV」を組み込んだ新しいサービスを提供する。

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 増進会ホールディングス(Z会グループ)は2020年5月12日、ソニー・グローバルエデュケーションと、教育事業において包括的な業務提携契約を締結したことを発表。Z会の小中高生向け通信教育講座において、ソニーの「KOOV」を組み込んだ新しいサービスを提供する。

 このたび締結された業務提携は、Z会グループの質の高い教材と各社の展開する多様な事業領域における教育サービスを、ソニー・グローバルエデュケーションのテクノロジーを基盤とする教育サービスと効果的に組み合わせることで、新たな時代における顧客の要請に的確に応えた教育サービスの実現を目指すもの。その第1弾として、Z会が展開する小中高生向けの通信教育講座において、ソニー・グローバルエデュケーションが開発した創造性を育むためのロボット・プログラミング学習キット「KOOV」を組み込んだ新しいサービスを提供する。

 まず、2020年夏に小学生向け通信教育講座から開講。次年度以降は中高生向け通信講座への拡大も予定しており、さらに「KOOV」を活用したプログラミング教育サービスをZ会グループ各社の展開する教室事業、学校法人・学習塾向け教材販売事業などを通じて、幅広い顧客へ提供することも視野に入れているという。

 また両社は、新型コロナウイルス感染拡大により休校措置が相次いでいるこの状況下でも、生徒が安心して教育を受けられるソリューションの必要性を踏まえて、遠隔学習を実現するオンライン授業プラットフォームの検証を共同で進める。
《桑田あや》

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