
学校再開支援費「十分活用できた」48%、用途は消毒用品が最多
新型コロナウイルス感染症の対策第2次補正予算で予算化された「学校再開支援費」は、48%の学校で「十分活用できた」と回答したことが、日本教職員組合が2020年8月20日に発表した調査結果より明らかになった。

高校の普通科改革、新たな学科設置を検討…文科省
文部科学省は、高校の普通科改革として「普通教育を主とする学科」の弾力化・大綱化を進めようとしている。約7割の高校生が通う「普通科」について、新たな学科として「学際科学的な学びに重点的に取り組む学科」などの設置を目指している。

小学校高学年「外国語」「理科」「算数」に教科担任制…中間まとめ案
文部科学省は2020年8月20日、第12回「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」を開き、中教審答申案の作成に向けた中間まとめ骨子案を示した。小学校高学年の教科担任制について2022年度をめどに本格導入すべきとし、対象教科に外国語・理科・算数をあげた。

SSHとSGHに「認定制度」創設へ、文科省
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)について、文部科学省は2020年8月19日、認定制度を創設する方針を明らかにした。SSHやSGHのこれまでの成果をもとに事業のさらなる発展を目指していく。

日本学術会議が提言…入試英語の「書く」「話す」は各大学で課す
日本学術会議言語・文学委員会文化の邂逅と言語分科会は2020年8月18日、「大学入試における英語試験のあり方についての提言」を公表した。「書く」「話す」能力の計測は共通テストの枠組みでは行うべきではないとし、各大学の2次試験で実施することを提案した。

ゲーム活用の起業家教育プログラム、福岡県飯塚市で初導入
クリックエンターテイメントは2020年8月18日、中高生が「体験型学習」を通して起業家精神を養うことができる起業家教育プログラム「START UP POPCORN!!」が同月に福岡県飯塚市にて初導入されることを発表した。

イーオン、愛媛県公立中学校でオンライン英語学習を実施
イーオンは2020年8月18日、愛媛県教育委員会が英検3級取得を目指す公立中学校の生徒を対象に実施するオンライン英語学習講座を受託したと発表した。公立中学校でイーオン英語教師が生徒へのオンライン英語レッスンを行うのは、初の取組みだという。

全国学校図書館協議会、絵本ポップ投稿の実践モニター校募集
全国学校図書館協議会は、日本絵本賞ポップ交流サイトの実践モニター校100校を募集している。実践モニター校には、第25回日本絵本賞受賞作などの絵本セットがプレゼントされる。申込みは、2020年9月30日(必着)。

次学年に移行して指導が可能に…文科省が特例告示
文部科学省は2020年8月13日、次学年または次々学年に移して教育課程を編成することを可能とする特例を告示した。最終学年以外の児童生徒に関して、2年間または3年間を見通した教育課程編成で、学習の遅れを取り戻すことを可能とする。

私学の感染予防、9割超が消毒液配備…教職員対策は後回し
全国私立学校教職員組合連合は2020年8月6日、「『臨時休校・学校再開』にかかわる私学の生徒と学校実態調査」の結果を公表した。学校の感染予防は、9割超が教室などに消毒液を配備し、8割弱が子どもの検温を実施する一方、教職員対策は後回しになりがちな実態にあった。

教育実習の日数設定柔軟に・遠隔も可…教職員免許法などの施行規則等一部改正
文部科学省は2020年8月11日、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度の教育実習・介護等体験の実施が困難な状況となっていることに鑑み、代替措置などを講じると通知した。

第10回新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループ、8/19ライブ配信
文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会は、「新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループ(第10回)」を2020年8月19日に開催する。

第12回新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会、Web会議で8/20開催
文部科学省 中央教育審議会初等中等教育分科会・新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会は、「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会(第12回)」を2020年8月20日に開催する。

大学入試改革、国民から広くWebで意見募集…文科省
大学入試のあり方について、文部科学省は広く国民からWebで意見を募集することを決めた。「大学入試のあり方に関する検討会議」の検討項目について、委員の意見や外部有識者・団体からのヒアリングに加え、Web意見募集により多様な意見を反映したい考え。

大阪大「大阪公立大学」の英語名称にかかる問題点を説明
大阪大学は2020年8月6日、「大阪公立大学の英語名称にかかる問題点について(第3報)」を発表した。大阪公立大学が英語名称を「University of Osaka」とすることに対して、再考を申し入れているが、8月6日までに回答はないという。

【大学入学共通テスト2021】第2日程に最大10万人体制整備
2021年度(令和3年度)大学入学共通テストの第2日程について、文部科学省は2020年8月7日、最大10万人が受験できる体制を整える方針を明らかにした。地域によっては、第2日程の試験会場の複数設置を検討する考えも示唆した。