教育業界ニュース
文部科学省は2023年10月20日、2022年度特別支援教育に関する調査結果を公表した。「学校教育法施行令第22条の3」に該当する障害の程度と判断された児童生徒は増加傾向にあり、このうち就学指定先が公立小学校の割合は34.2%と、2013年以降でもっとも高かった。
文部科学省は2023年10月20日、盛山大臣によるメッセージ「子供たちを児童生徒性暴力等から守り抜くために~全国の学校関係者の皆様へ~」を公表した。身近な教職員などからの性被害から児童生徒を守るべく、改めて自治体や学校関係者に向けて対応を求めている。
日本学生支援機構は、委託事業者であるNTTマーケティングアクトProCXが利用するコールセンターシステムの運用保守業務を担うNTTビジネスソリューションズにおいて、個人情報を不正取得し持ち出す事案が発生していたと発表した。
先週(2023年10月16日~20日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。不登校・いじめに文科省が緊急対策、教育ICTベンダーシェアは外資系が上位、生成AI研修会アーカイブ動画配信などのニュースがあった。また、10月26日以降に開催されるイベントを15件紹介する。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第152回のテーマは「運動会を半日に短縮してほしい」。
山田進太郎D&I財団は2023年11月18日、プラン・インターナショナル・ジャパンの協力を得て、教育関係者を対象に「STEM教育と主体性:女子生徒のリーダーシップを引き出す方法ー『主体的・対話的で深い学び』を国内外の教育現場の実践例から学ぶー」を開催する。
EdTech教材を提供するInspire Highは2023年10月29日、学校管理職を対象としたセミナー「世界で活躍する人材をどう育む?国際教育の先進校が語る、教育実践論」をオンライン開催する。参加無料、事前申込制。申込みは専用Webフォームにて受け付ける。
全日本フリースタイルBMX連盟は2023年11月10日まで、五輪種目「BMXフリースタイル」の選手・監督らを小中学校へ派遣する特別授業「BMX FREESTYLE エナジーアクション Presented by ENEOS」の希望校4校を募集している。費用無料。
ポケモンは、小学校向け無償教材「ポケモンプログラミングスタートキット」授業での使い方がわかる解説動画を公開した。時間は45分。実際の授業手順がイメージできるという。
パナソニック教育財団は2023年11月1日より、小中高校や教育委員会などを対象とした2024年度(第50回)実践研究助成の応募を受け付ける。新たに、課題テーマ部門を設け、「1人1台端末活用」「教員研修・校務」の2テーマを募集する。同部門の助成額は50万円。
大阪市は2023年9月8日の定例記者会見において、民間認可保育施設に勤務する保育士に20万円の一時金を支給すると発表した。対象は勤続5~7年目、10年目、15年目、20年目、25年目以上の保育士で、総事業費は7億1,800万円にのぼる。
ミカサ商事は2023年11月4日、Google for Education活用セミナー「“北風と太陽”の“太陽”に学ぶ!みんなにやさしいICT活用マインドセット」をオンラインにて開催する。講師に、日立製作所 日立工業専修学校 ICT教育・活用担当の鈴木江里先生を迎える。参加は無料。
東京都教育委員会は2023年10月17日、東京都公立学校スクールカウンセラー(会計年度任用職員)の公募によらない再度任用の募集を更新した。採用予定者数は公募を含む1,500名程度。
日本教育情報化振興会は2023年11月17日、日本教育工学協会と共催で、教育委員会や小中高校、特別支援学校教員などを対象に「Educational Solution Seminar 2023 in つくばーICTをもっと身近に!これからの教育DXー」を開催する。参加費無料。締切りは11月15日。
広島県教育委員会と広島市教育委員会は2023年10月、2024年度(令和6年度)公立学校教員採用候補者選考試験結果を公表した。平均倍率は、前年度(2023年度)より0.1ポイント減の3.0倍。名簿登載者数は、前年度より28人少ない906人となった。
神奈川県教育局は2023年10月4日、2023年度(令和5年度)公立小・中学校等と公立高等学校等(全日制・定時制)の児童・生徒数、学級数などの一覧を公表した。公立小学校の児童数は42万8,446人、公立中学校の生徒数は19万7,936人。いずれも前年同時期より減少した。