
理系への学部再編・人材確保、大学など97件の提案選定…文科省
文部科学省は2024年6月26日、理系学部への再編や定員増などの取組みを支援する「大学・高専機能強化支援事業」の公募選定結果を公表した。第2回目の公募となる今回は、計97件を選定。うち学部再編などの経費助成は59件であった。

国立大学協会、グローバル化アクションプラン策定
国立大学協会は2024年6月13日、国立大学のグローバル化のための戦略と具体的取組み・指標を定めた「国立大学グローバル化アクションプラン-国際社会における共創へのリーダーシップを発揮するために-」を公表した。

QS世界大学ランキング2025、日本はTOP100に4校
世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds:QS)は2024年6月5日、世界大学ランキング2025を発表した。日本は上位100位に4校がランクイン。国内トップの東京大学は32位と前回より順位を下げた。

NII、OERリポジトリ試行版…大学開発教材の横断検索を実現
情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII:エヌアイアイ)は2024年5月22日、大学等で開発された学習教材の普及と再利用の促進を図るべく「OERリポジトリ」の試行版の提供を開始した。リポジトリを利用することで、これまで国内の各機関が独自のプラットフォームや機関リポジトリで公開していた教材を、横断的に検索することが可能となる。

デジタル×人文社会科学の研究推進へ、名大がセンター新設
名古屋大学は2024年5月17日、4月に新設したデジタル人文社会科学研究推進センターにおいて、部局横断的なデータ駆動型研究をスタートさせたと発表した。分野融合による新しい研究領域の開拓と、同大の人社系全体の研究力およびプレゼンスの向上を第一ミッションに掲げる。

研究大学における産学官連携の良好事例集…文科省
文部科学省は2024年5月17日、産学官連携に取組む全国9大学の事例を取りまとめ、産学官連携の良好事例集とリーフレットを公開した。「組織」対「組織」の産学官連携を成功に導くプロセスを明らかにすることを目的に、成功要因を抽出し、大学別の事例を紹介している。

CWUR世界大学ランキング2024、東大13位でアジア圏トップ
アラブ首長国連邦にある世界大学ランキングセンター(CWUR)が2024年5月13日(現地時間)に発表した「世界大学ランキング2024」において、13年連続でハーバード大学が世界最高の大学に選ばれた。東京大学は13位でアジア圏のトップを獲得、京都大学が26位で続いた。

スパコン富岳の大規模言語モデル「Fugaku-LLM」公開
スーパーコンピュータ「富岳」を用いて学習した大規模言語モデル「Fugaku-LLM」が2024年5月10日に公開された。日本語能力に優れ、国産かつ独自のモデルとして日本語ベンチマークの最高性能を実現。ライセンスに従う条件下では、研究や商業目的で利用することもできる。

THEアジア大学ランキング、東大5位…日本勢が上昇
イギリスの高等教育専門誌「THE Times Higher Education(THE)」は2024年5月1日付で、アジア大学ランキング2024(Asia University Rankings 2024)を発表した。日本の大学は、「東京大学」が前年8位から5位、「京都大学」が前年18位から13位、「東北大学」が前年34位から20位に上昇。日本の5大学がトップ30入りした。

SMBCグループ、全国16大学にて金融経済教育を開催
SMBCコンシューマーファイナンスは2024年4月より、地域金融機関やSMBCグループ各社などと協働し、全国8都道府県16大学にて単位取得型の金融経済教育を開催する。2022年に北海道大学などで開始した取組みが拡大した形となる。

THE日本大学ランキング・教育リソース、過去3年の推移…医学系目立つ
英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」はベネッセグループの協力のもと、「THE日本大学ランキング」を発表している。THE日本大学ランキングは2024年の発表がなく、次回発表は2025年3月を予定している。

THE日本大学ランキング・教育成果、過去3年の推移…京大が3年連続トップ
英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」はベネッセグループの協力のもと、「THE日本大学ランキング」を発表している。THE日本大学ランキングは2024年の発表がなく、次回発表は2025年3月を予定している。

THE日本大学ランキング・国際性、過去3年の推移…APUが2年連続1位
英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」はベネッセグループの協力のもと、「THE日本大学ランキング」を発表している。THE日本大学ランキングは2024年の発表がなく、次回発表は2025年3月を予定している。

法科大学院の予算配分率、一橋大が最高評価110%
文部科学省は2024年3月22日、法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラムについて、2024年度(令和6年度)分の審査結果を公表した。配分率は一橋大学がもっとも高い110%。ついで東京大学、京都大学、慶應義塾大学など6校が105%の評価となった。

文科省「データサイエンティスト育成事業」北大が最高評価
文部科学省は2024年3月21日、補助期間が終了した「超スマート社会の実現に向けたデータサイエンティスト育成事業」の事後評価結果を公表した。北海道大学が最高評価となるS評価を獲得。積極的に取組みを拡大し、受講者数などの数値目標で当初計画を大幅に上回った点が高く評価された。

卓越大学院プログラム中間評価…九州大が最高評価
文部科学省は2024年3月11日、「卓越大学院プログラム」(2020年度採択)の中間評価結果を公表した。採択後4年目にあたる4大学4プログラムのうち、九州大学のプログラムが最高評価Sを獲得した。