先週(2021年8月2日~8月6日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。新型コロナ感染拡大を受け、文部科学省関連のニュースが多数あった。その他、GIGAスクール構想関連ニュースや8月以降に開催されるイベントを紹介する。
オウルテックは2021年7月30日、六角形で転がりにくい静電式鉛筆型タッチペンを発売した。横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校の教職員が監修。長さの異なる2モデルを展開している。価格は、レギュラーサイズ1,780円(税込)、ショートサイズ1,680円(税込)。
近畿大学附属豊岡は近年、教育ICTの導入や活用を積極的に進めてきた。2021年度よりASUS Chromebook Detachable CM3を導入し、学校や家庭での利用を始めている。同校進路指導部 ICT教育推進委員長 数学科・情報科教諭の奥田幸祐先生に、ICT導入と活用の実際を聞いた。
立命館アジア太平洋大学(APU)は2021年度より、外国人留学生(国際学生)の学部入試、大学院入試において学生募集・出願システム「Slate」の本格運用を開始した。アジアの大学では8校目、国内の教育機関では初導入となる。
ケイエスワイは2021年7月29日、キーボードにRaspberry Piの機能を内蔵した「Raspberry Pi 400」日本版を発売した。入荷数に限りがあるため、供給が安定するまでは1人1点に限り販売する。
2021年7月現在では、日本中のほとんどの自治体でタブレット/PCの学校への配布は完了しています。そういった中で問題になってくることが、「GIGAスクール構想で配布された端末のスペックが低くて使いづらいので、自宅の端末を代わりに持っていきたい」ということです。
シャープNECディスプレイソリューションズは2021年7月16日、マイクロソフト社「Windows collaboration display」認証取得の55型4K対応インタラクティブホワイトボード「LCD-WD551」の受注を開始。出荷開始は7月30日予定。
ProVision(プロビジョン)は2021年6月21日、GIGAスクール構想実現に向けてICT環境整備に取り組む学校や自治体を支援する「GIGAスクールキッティング(導入支援)サービス」の提供を開始した。端末選びから使い方まで全面的に支援する。
琉球大学教育学部の岡本牧子准教授より「GIGAがスタートして、見え始めた現状」を紹介。さらに、導入から僅かな期間で利活用が進んでいる沖縄県東村や琉球大学教育学部附属中学校の事例が紹介されたウェビナーをアーカイブ配信する。
リシードは「Virtual 教育ICT Expo 2021」の一環として理想科学工業(RISO)協賛のもと2021年7月7日、平井聡一郎氏を招き「学校DX~校務の効率化とプリンタ活用の新たな可能性」をテーマにウェビナーを開催した。
エプソンは2021年7月29日、インタラクティブ(電子黒板)機能搭載プロジェクタに標準添付のペンツールソフト「PenPlus for EPSON 電子黒板」をバージョンアップする。電子黒板を使用した授業をよりスムーズに楽しくする機能拡張を図る。
先週(2021年7月5日~7月9日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。大学入試改革にインセンティブ付与や、国立大学入試の追試験等、大学入試関連のニュースが目立った。
ロジクールは2021年7月29日、キーボード一体型ケース「ロジクール COMBO TOUCH for iPad Air(第4世代用)」を発売する。ロジクールオンラインストア価格は2万2,770円(税込)。また、同日にiPad用の「RUGGED COMBO 3」の一般販売も開始する。
リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校向けの新サービスとして先生が保護者へ連絡ができる機能「スタディサプリ for PARENTS」の提供を開始した。クラス・部活・PTA等、用途ごとに設定できる。
サイレックス・テクノロジーは2021年7月中旬より、SkyのSKYMENU Classシリーズと連携したワイヤレスプレゼンテーションボックス「Z-1 for Sky」を販売する。本体価格はオープン価格。
アビコジャパンは、ノイズ抑制マイクを搭載した書画カメラIPEVO「V4K PRO」を2021年7月12日に発売する。価格は1万9,800円(税込)。7月1日より、Webサイトで事前予約を受け付けている。