eboardは、特別支援教育に携わる先生などを対象とした生成AIワークショップ「生成AIで"学びにくさ"に寄り添うデジタル教材作成:特別支援の先生のための、はじめてのAIワークショップ」の全国展開を開始した。その第1弾として、2026年9月27日に大阪でワークショップを無料開催する。
特別支援の現場では、子供の特性やつまずきにあわせて教材にさまざまな工夫を加えることが求められる。一方で、多忙な先生が子供ひとりひとりにあわせた教材を作り続けることは、大きな負担にもなっている。今回のワークショップは、こうした先生の日々の「もうひと工夫」を、生成AI(Gemini)を活用して実際のデジタル教材・アプリへと形にする体験型プログラムとして企画された。
8月5日に先行開催したオンラインワークショップには40名以上が参加し、事後アンケートでは回答者全員(100%)が「とても満足」と回答した。受講した先生からは、「AI初心者だったが、ワークショップ時間内に実際のアプリが作成できた」「他の先生の工夫やアイデアに大きな刺激を受けた」といった声が寄せられた。こうした反響を受け、対面でより深い交流とサポートを行うため、全国各地での開催を決定した。
ワークショップは、基本的なパソコン操作ができればAI未経験の先生でも参加できる内容となっている。プログラムは、おもに「学校現場での生成AI活用:押さえておきたいポイント」「実践!学びにくさを抱える子にあわせた教材作成ワーク」「グループに分かれての教材・工夫のシェア、振り返り」の3つで構成される。
「学習の段階を細かくスモールステップに分ける」「視覚的なヒントを足す」など、子供の特性にあわせた教材づくりをAIを活用して行う方法を体験する。8月のオンライン開催時には「見通しをもつことが苦手な児童向けの『カウントダウン』アプリ」「似た形の文字の見分けがつきにくい生徒に『同じ文字を探すゲーム』」「生活スキルのトレーニングに『料金支払い』に必要なコインの種類や数を判断するゲーム」などのアプリが先生の手によって実際に作成された。
また、他校の特別支援の先生がどのような課題意識や工夫をもって教材を作成しているかを共有するシェアタイムも設けており、1人で考えるだけでは得られない教育的アプローチの視点や人脈を広げる機会となっている。
当日のワークショップをスムーズに進行するため、参加にあたっては「基本的なパソコン操作(文字入力や「コピー&ペースト」の基本操作など)ができる」「キーボード付き・ネットに繋がるパソコンで参加できる」「Geminiを使用できるGoogleアカウントを用意する」という条件を満たす必要がある。
学校・自治体から支給されているGoogleアカウント(@ed.jpなど)は、セキュリティ制限により生成AI「Gemini」が起動しないケースがある。事前にGeminiにアクセス可能かを確認し、アクセスできない場合は個人用のGoogleアカウントを用意する必要がある。また、担当する児童生徒に取り組んでもらいたい課題や、作成したい教材のアイデアをあらかじめ想定しておくと、当日の演習がよりスムーズに進むという。
ワークショップは、大阪開催に続き、2026年10月以降に仙台・東京・宮崎でも開催を予定している。さらに2027年には、2026年の4都市とは別の4都市での開催も計画している。各地域での開催日程や会場、申込方法などの詳細については、決まり次第順次発表される。仙台・東京・宮崎での開催日時・会場などの詳細は、2026年9月に発表予定。
eboardでは現在、生成AIを活用してデジタル教材を作成・共有できる「たすけAIライブラリ(仮称)」の開発を進めている。将来的にはこのライブラリの提供を通じて、子供ひとりひとりの特性や学びやすさにあわせた教材作成を可能にし、すべての先生と子供が「学びをあきらめない」社会の実現を支援することを目指している。
◆特別支援の先生のための、はじめてのAIワークショップ
日時:2026年9月27日(日)13:30~15:30(受付開始13:15~)
会場:エブリグランデ新大阪(大阪府大阪市東淀川区東中島1-19-11 大城ビル2F)
対象:特別支援教育(特別支援学校・特別支援学級・通級による指導など)に携わる先生、通常学級などで学びにくさを抱える子への対応や教材づくりに関心のある先生、塾やフリースクールの先生
募集人数:30名
※定員に達した時点で受付終了
参加費:無料
申込方法:eboard公式Webサイトより申し込む








