埼玉県狭山市の西武学園文理高等学校・中学校・小学校と東京都清瀬市の明治薬科大学は2026年7月23日、関係者が出席する調印式を行い、教育提携協定を締結した。同協定は、相互に連携し、交流を深めることで、教育内容の充実と生徒、児童および学生の資質の向上を図るためのもの。今後は協定に基づき、多様な連携事業を実施し、双方の教育内容の充実と資質の向上を図る。
調印式には、明治薬科大学から越前宏俊学長、杉田隆副学長、高取和彦高大連携推進委員長、西武学園文理高等学校・中学校・小学校からマルケス ペドロ校長、小長谷洋介副校長、佐藤亮彦教頭、下田崇夫募集対策室室長が出席した。
同協定は、高等学校だけでなく、附属の西武学園文理中学校と西武学園文理小学校も含めた3校と大学との協定とすることで、さまざまな交流ができるようにした点が特徴である。両校は、こうした連携を通じて交流を深めていく。
西武学園文理の沿革は1966年にさかのぼる。所沢市で佐藤英樹氏と富美子氏の創立者夫妻により西武栄養料理学院が開設された。1975年に西武学園が認可され、1981年に西武学園文理高等学校(普通科と県内初の理数科)が開設。同年に法人名を文理佐藤学園へ改称した。その後、1984年に英語科を増設、1993年に中高一貫校となる西武学園文理中学校、2004年に西武学園文理小学校を狭山市内に開設した。建学の精神に「学識と技術の錬磨」「報恩の精神」「不撓不屈の精神」を掲げ、教育方針は「すべてに誠をつくし最後までやり抜く強い意志を養う」、校訓は「誠実」「信頼」「奉仕」である。異なる価値観や文化をもった人々と協働しながら、新しい価値を創造するグローバル力を習得した人材を育成している。
一方、明治薬科大学は1902年、恩田重信氏が「薬学の普及と社会に有用な薬剤師を養成し、医薬分業を実施し、もって国民の保健衛生へ貢献する」との建学の精神のもとに設立した。恩田氏は1882年に東京大学医学部製薬学科を卒業している。これまでに3万8,000人以上の卒業生を社会に輩出してきた。 同大の薬学部には、6年制の薬学科(定員360名、うち10名は地域枠入学者)と、4年制の生命創薬科学科(定員60名)を設置する。薬学科は「薬物治療に責任を持てる薬剤師教育」を、生命創薬科学科は「創薬から育薬までの広い領域に貢献できる人材育成」を目指している。また、両学科にはそれぞれ大学院を設置し、社会人学生も多数在籍している。








