okkeは2026年8月13日、学習塾向けテスト演習ツール「Dr.okke」において、新規科目「地学基礎」を追加したと発表した。これにより、高校理科の基礎科目すべてに対応。専門講師や教材が不足しがちな同科目の指導をICTで支援し、定期テストから共通テスト対策まで、効率的な学習環境を現場の先生へ提供する。
高校理科において地学基礎は履修者が少なく、一般的にマイナー科目とされている。しかし、大学入試センターのデータによると、2021年度(令和3年度)入試以降、理科1受験生のうち15~16%が地学基礎を選択しており、文系選択者を中心に一定の需要がある。一方、学習塾では教材の選択肢や専門的な指導を行える講師の不足が課題となっていた。こうした現場の課題に対応するため、同ツールは地学基礎をラインアップに加えた。
対応単元は地球のすがたから地球の環境まで全範囲を網羅し、定期テストから共通テスト対策レベルまで対応する。問題は重要テーマを最小限の数で網羅できるよう、すべて人の手を入れて作成された良問だ。先生は画面上で範囲や難易度を選ぶだけでテストを配信でき、自動採点や成績分析機能により、手間をかけずに生徒の理解度を一目で把握できる。解説には手書きの図や関連動画が紐づいており、用語の意味も詳しく解説されているため、生徒が自力で復習することも可能だ。
活用シーンとしては、定期テスト対策が挙げられる。専門講師を確保できずに対策を行えていなかった塾でも、丁寧な図解や動画により、先生に専門知識がなくても生徒をサポートできる。推薦入試を狙い学校成績を上げたい生徒の要望に応える新たな選択肢となる。また、共通テスト対策にも有効だ。地学基礎は範囲が狭く独学でも学びやすいため、学校で開講されていない場合でも選択されることが多い。1か月程度で学習を固められる内容は、理科基礎に時間をかけたくない受験生にとって救世主となる。
Dr.okkeは、出題範囲や問題数を選択するだけで確認テストを短時間で作成できるツール。生徒はスマートフォンやタブレットから受験でき、ひとりひとりの理解度の可視化と業務負担の軽減を支援する。現在、無料トライアルも提供している。







