岐阜大学と鳥取大学は2026年7月8日、「共同獣医学部」の2028年度(令和10年度)の設置に向け、文部科学省と調整を行っていることを発表した。設置が実現すると、中部地方で初めて、中国地方では2つ目の獣医学部となる。また、新たな学部の設置は岐阜大学で7年ぶり、鳥取大学で24年ぶりとなる。
岐阜大学と鳥取大学は、2009年度(平成21年度)より連携教育を実施している。2013年度(平成25年度)には岐阜大学の応用生物科学部獣医学課程と、鳥取大学の農学部獣医学科が融合し、共同獣医学科が設置された。
今回、両大学は2028年度の「共同獣医学部」の設置に向け、文部科学省と調整を行っていることを発表。7月30日には記者発表を実施し、「共同獣医学部」の設置構想について公表した。
なお、2026年度現在の共同獣医学科は、入学定員を岐阜大学が30名、鳥取大学が35名(合計65名)で設定されている。学生は、両大学の施設等を利用することが可能。本籍を置く大学で履修登録し、講義、実習等を受講するが、一部の専門科目については、両大学の学生が遠隔講義システムにより同時に受講する。また、一方の大学の学生が他方の大学に移動して受講する講義、実習科目も設定されている。卒業時には、両大学長の連名による学位記「岐阜大学 応用生物科学部・鳥取大学 農学部 共同獣医学科」が授与されている。
共同獣医学部の設置が実現すると、中部地方で初めて、中国地方では2つ目の獣医学部となる。また、鳥取大学においては地域学部の設置以来24年ぶり、岐阜大学においては社会システム経営学環の設置以来7年ぶりの新たな学部設置となる。








