教育ネットは2026年6月24日・25日、教職員向けオンラインセミナーを開催する。「情報モラルの"常識"を問い直すシリーズ」の2回目として、「ネットの危険は"怖さ"ではなく"優しい顔"をしてやってくる—子どもが見抜けない接触の構造」をテーマに、行動科学・認知科学の視点からネット上の危険の実態を解説する。
近年、SNSやオンラインゲームを通じた子供のトラブルは後を絶たない。学校や家庭では「知らない人に会ってはいけない」「ネットは危険だから気を付けて」と繰り返し指導されているにもかかわらず、見知らぬ相手に会いに行ってしまうケースが多く見受けられる。
その背景には、大人が想定する「危険のイメージ」と、実際に子供が遭遇する「危険の実態」との大きなギャップがある。大人が想定するのは「怖い人に連れていかれる」というホラー型の危険だが、実際には加害者は「優しさ・共感・承認」を武器に、巧みに心理的距離を詰めていく。子供が初期段階で相手の要求に従ってしまうのは、「恐怖心」からではなく、「自分を理解してくれる特別な存在」だと感じているからだという。
今回のセミナーでは、こうした接触の構造を教育現場の事例とともに解き明かす。具体的には、「なぜ子供は『会ってはいけない』と知っていても会いに行くのか」「加害者が使う接触のステップと心理操作」「孤立や承認欲求が『優しさの罠』を強化する構造」「恐怖訴求ではなく『関係の理解』で守る新しいアプローチ」という4つの観点から解説する。
セミナーは2026年2月よりスタートした教職員向けセミナーシリーズの一環。5月・6月は「情報モラルの"常識"を問い直すシリーズ」として展開しており、6月開催分はシリーズ2回目にあたる。対象は教職員および指導主事。学校関係者以外の参加は断る場合があるとしている。参加方法はオンライン(Zoom)で、両日とも同内容で実施される。
教育ネットは2014年6月設立。情報モラル教育支援、情報活用能力育成支援、プログラミング教育支援、ICT支援、学校向け生成AIサービス、自治体情報セキュリティ研修などをおもな事業としている。東京支店および富山オフィスも展開している。
◆情報モラルの"常識"を問い直す 教職員向けセミナー
日程:2026年6月24日(水)、25日(木)
時間:16:00~16:45(両日とも同内容)
会場:オンライン(Zoom)
対象:教職員、指導主事(学校関係者以外の参加は断る場合あり)
参加費:無料
申込方法:Peatixより申し込む







