1875年の創立以来、150年の歴史を刻んできた同志社大学が、大学DX推進に本腰を入れている。その取組みは「DDX(Doshisha Digital Transformation)」と名付けられ、2025年1月に正式な宣言が発出された。
同大の情報化推進部 情報基盤課 情報企画係長の土佐卓司氏と、同係の井部力也氏が、その全容を語ったウェビナーをもとに、取組みの経緯と現在地をまとめた。
同志社大学のDX推進の背景と課題
同志社大学は1875年の創立で、14学部・16研究科を擁し、学部学生は約2万6,800名、研究科学生は約2,200名にのぼる大規模総合大学だ。今出川校地・京田辺校地のほか、大阪・東京にもサテライトキャンパスをもつ。
こうした規模の大学において、DX推進を本格化させる直接の契機となったのは、全学的な情報通知手段の抜本的な見直しだった。当時の状況について、「全学的な通知の手段はEメールと学修支援システムのみで、学生はEメールを見ていないという課題が当時からあった。また学修支援システムは教務部門しか使用できないという課題も存在した」と土佐氏は言う。














