京都大学とNTT西日本は2026年3月26日、データ駆動基盤の構築と活用に向けた連携協定を締結した。データ社会の進展に伴い、データ駆動型研究の重要性が高まっている中、京都大学とNTT西日本は、教育・研究・人材育成・地域貢献・技術開発などの分野で協力関係を構築することを目的としている。
京都大学は、長年にわたり多様な学術領域で世界を先導する知見を蓄積し、社会課題解決のための研究開発と人材育成に取り組んできた。一方、NTT西日本は、地域社会に根ざしたICTインフラを強みとし、デジタル技術を活用した新たな価値創造に挑戦している。この背景のもと、両者はキャンパスプラットフォーム構想の実現に向けたIOWN技術の活用を進める。
この協定は、2025年10月15日に締結されたMoUに基づき、Innovative Optical and Wireless Network(IOWN)を用いた取組みを強化するもの。具体的な取組みとして、IOWNを活用したデータ駆動基盤の構築を行い、防災、医療、教育、複合分野(「防災×医療」「環境×防災」)などで新たな価値創出を目指す。また、地域社会の課題解決と未来の持続的発展を支える人材育成、IOWN構想の高度化に向けた関連技術の実証も進める。取組み項目は今後、双方で議論を行いながら、新たな分野への取組みについても検討を進める予定である。
なお、京都大学は2025年10月17日付でIOWN Global Forumに新たに加盟している。今後、京都大学とNTT西日本は、本協定の取組みを通じて、IOWN構想の高度化や社会のさまざまな分野に対する社会課題の解決、新たな価値創造に努めるという。








