横浜市立大学と埼玉大学は2025年12月8日、両大学が有する優れた教育・研究資源や地域社会との連携の成果を相互に生かし、両大学の一層の発展に資するため、包括連携協定を締結した。
少子化の進行や国際競争力の低下など、日本を取り巻く環境が大きく変化する中で、社会のニーズに即した人材の輩出や研究力の強化と社会実装、地域との共創や国際化の推進など、大学には役割の再構築が求められている。
横浜市立大学と埼玉大学は、今回の包括連携協定の締結を契機として、教育・研究・地域貢献・産学連携・国際交流など幅広い分野において協力を進め、社会への成果還元を通じて、日本の学術・産業の発展および人材育成に寄与していく。
包括連携協定の締結式は2025年12月8日午後3時から、横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスで開催された。
横浜市立大学の近野真一理事長は「今回の協定締結を機に、教育・研究・社会貢献の各分野で組織的な連携を進め、広く地域社会に貢献してまいります」とコメントした。
埼玉大学の坂井貴文学長は「両大学が持つ『知』の力を結集し、未来に向けた教育・研究・地域貢献において、これまでにない価値を共創していく第一歩を踏み出します。それぞれの強みを活かした連携により相乗効果を生み出し、地域社会の発展と次世代人材の育成に貢献してまいります」とコメントした。







